文房具や雑貨が好きな方も多いと思いますが、今回はギタープレーヤーが日常的に使用している小物類を紹介します。後半の方はギター弾きの人でも知らないものもあるかもしれませんよ。
これはライブで頻繁に目にするのでご存じでしょう。「カポタスト」と言います。何故似たようなものが4個あるかというと、ギターのネック(正確にはフィンガーボード)はいろいろなサイズと角度があってそれぞれに対応するものが必要だからです。(エレキ用、アコギ用、ガット用、12弦用です)
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次はこれ。
これは立って演奏するときに楽器を肩からかけるストラップを外れないようにするためのもの。これって何て呼ぶんだろう。
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確か昔は「アルトベンリー」とか呼ばれていたような…のがこれ
主に弦を交換する時に素早くチューニングキー(ペグ、糸巻き)を回すためのもの。壊れないので、もう20年以上使っています。僕は手動で使いますが、ローディーやギターテックの中には電動ドライバーなどを改造して使っている人もいます。
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これもご存じでしょう。
「スライド・バー」と言います。ブルース系のギタリストがガラスビンの上側を切って使うことも多かったので「ボトルネック」ということもあります。材質や厚み、重さによってサウンドが変わります。
2010年のKANちゃんのツアーでは6人のシークレット・ゲストが参加したのですが、その内の半分にあたる3人のアーティストのオリジナル曲が、スライドを使う楽曲でした。たまたまだと思いますが、普通はそれほど弾く機会は多くは無いんですけどね。
因みにその3曲とは、aikoさんの「えりあし」、山崎まさよしさんの「月明かりに照らされて」、ASKAさんの「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」でした。
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ではこれは?
これはギターを弾きながら歌うアーティストの写真には必ず写り込んでいる「ピック・ホルダー」ですけど、スライド・バーを多用した2010年に購入しました。下の写真のように使います。
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ここからはちょっと変わったものをいくつか。これは何でしょう?
最近ネットで見つけて買った「GUITAR REST」なる商品。ギターを普通に机やアンプに立てかけると、ネックの裏側は丸いので良く倒してしまうのですよ。ギタースタンドがあれば勿論それを使いますが、自宅や仕事の現場でちょっとの間だけギターを置くときには便利かもしれません。アイディア商品ですね。
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ではよく似たこれは?
正式名称はわからないのですが、「Feedback Silencer」という商品名のもの。これは、アコースティック・ギターのボディには穴が空いているでしょ?(サウンド・ホールと言います)バンドでガンガン演奏していると、自分の音が聞こえなくなって、どんどんモニターの音を大きくしてしまうときがあるんです。でも、そうするとハウリングを起こしやすくなってしまうんです。このゴムでその穴に蓋をすると、それを回避できるというわけです。
(写真をクリックすると拡大します)
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これは友達のベーシスト、清水 玲君に教えてもらった「fat)finger」なるもの。
ギターのヘッド側に取り付けるおもりのようなものです。ヘッド側の質量が上がると音の伸び(サステイン)が良くなるということは広く知られていますが、これを調整することができるということなのです。確かにサステインは良くなりますが、サウンドも当然変わります。
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最後は先日、専門学校の元教え子達と食事に行ったときにその中の一人に教えて貰ったもので、「C Deck」なる商品。
これは島村楽器のオリジナル商品らしく、中にはコードが書いてあるカードが入っていてこれをトランプのように適当に組み合わせて選ぶだけで、オリジナル曲のコード進行ができてしまうという代物。いろいろ考えますね〜。もう少し前に知ってい…イヤ、何でもありません。
それぞれの職業で使われる専門的な道具ってきっといろいろあるんでしょうね。面白いものをご存じでしたら、是非教えてください。