前回の続きっぽい話になりますが、今回はダイエットについて。「ダイエットしたけど、リバウンドしちゃいました」みたいな話ではありませんし、楽しい話かどうかは微妙なんですけど、書いてみたいと思います。
今から10年くらい前、2000年頃にちょっと太ってしまった時期がありました。ツアーなどで地方に行くと、各地の美味しいモノが食べられるんですが、酒を飲まないこともあって、つい食べ過ぎてしまうからだったんでしょうね。
結果、体重が70kgを超えてしまいました(身長は171cmです)。健康診断でも「食事療法指導」となってしまったので、食事を野菜&魚系に変えて、何ヶ月かかけて65kg位に落とし、再度、血液検査をしたら、無事OKを頂けて。まあ、ベスト体重はその位なんだろうと思ってました。
それから数年後、2008年に禁煙が成功し、変な自信がついてしまったようで、今度は「更なるダイエットに挑戦!」と1人で盛り上がってしまいました。タバコをやめると太ると言われていますし、その時点で体重が66kgになっていたこともあったので。
で、当時ベストセラーだった岡田斗司夫氏の本を読みました。
2008年10月9日、ケーズデンキに行って、一番安いデジタルの体重計を購入し、「レコーディング・ダイエット」をスタートしたのです。
他の体重計はもっと凄いんでしょうけど、この製品も身長と生年月日を入力するだけで、体重、体脂肪率、BMI値などいろいろなデータを見ることができて面白いんですね。これらの数値から「体年齢」なんていうのも見れるんです。この時点の体年齢は42歳、実年齢は49歳でしたから、何か得した気分です。
体重と体年齢だけを時系列に書いてみます。体年齢は体脂肪率の数値も影響しているようで、運動する(僕の場合自転車に乗ります)と下がる傾向にありました。
スタート時点(2008年10月9日) 66kg 42歳
1週間後 64kg(約-2kg) 41歳
1ヶ月後 61kg(-5kg) 38歳
2ヶ月後 58kg(-8kg) 34歳
この体年齢ってヤツが曲者で、別に見た目が若くなるわけでも無いのに、嬉しかったりして。2ヶ月後の2008年の年末には学生の頃の体重に戻り、メタボ検診も楽勝でクリア!ダイエット終了だ!と思っていたのですが、この体重減少が食事制限をやめても止まらなくなってしまったのです。
3ヶ月後の2009年1月には実年齢が50歳になっていたのに、体重&体年齢は下がり続け、4ヶ月後の2月には遂に54kg台、体年齢は30歳に…。
焦りました。必死に食べました。会う人みんなに病気を疑われました。
上記の本にはちゃんと「やってはいけない事」が書いてあるんですけど、これを守っていなかった結果だったんだと思います。体重が100kgを超えている人が何10kgも落とすような方法を、短時間にやり過ぎてしまったのだと思います。
今、ダイエットは全くしていません。結構沢山食べています。ハンバーガーとかは食べなくなりましたが、肉類、揚げ物OKです。3年経ってどんなに食べても、体重は59kg前後からあまり変化しなくなっているようです。体重計自体をたまにしか使わなくなりました。きっと、体質改善にはなったのでしょうね。
今、体年齢は以下の写真の通り。この程度で充分でしょう。
ってなわけで、自己改革第2弾は半分成功、半分失敗でした。ちょっと怖い思いもしましたが、良い勉強になったと思います。皆様もほどほどに。
でも、前よりもライブ時は体がとっても軽くなりました。だってストラト2本分の体重を落としたんですから…。
読んでくださって、ありがとう御座いました。