My Guitars

このコーナーでは僕が所有しているギターを紹介していきます。

・Godin Multiac Nylon SA
カナダのギターブランドを代表するモデル。他にソリッド・ボディーの「ACS Slim SA」とクラシック・ギターと同じネックが搭載された「Multiac Grand Concert SA」というモデルがあるそうです。


一見、ソリッド・ボディのように見えますが、中空構造になっていて軽量で生音もそこそこ鳴りますから、アンプを通さなくてもバッチリ演奏できます。マンションなどでも気兼ねなくプレイできるのが嬉しいです。テレキャス的な形状ですが、エレキよりは一回り大きいですね。
ボディはスプルース・トップ、マホガニー・バック。マホネックにエボニー指板という贅沢な仕様。とにかく、弾きやすいのが特長です。
(※このモデルは「リッチライト指板」のようですね。失礼しました)

GR-55やMIDI経由でシンセを一緒に鳴らせば、たった1人でゴージャスなサウンドを演出できそうです。


・Fender Telecaster 2012
フェンダー・カスタムショップ製のレリック・リイシューの「Nocaster」です。フェンダーのギターは通常、ヘッド部分にモデル名が記載されていますが、このギターにはそれがありません。元々、製品化された時に名付けけられた「ブロードキャスター」が他社の商標権を侵害していたということで、「テレキャスター」として出荷される以前のモデルを復刻したものなのだそうです。


でも、完全なリイシューではないみたい。ピックアップのポールピースがフラットでは無くスタッガード仕様で、セレクターもモダンな「フロント、ミックス、リア」のサーキット。指板のRも比較的フラットでミディアム・ジャンボのフレットを採用している点なども、今回気に入ったところです。

極太ネックは手の小さい僕には向かないと思っていたのですが、意外に手に馴染んできています。レスポールの59年リイシューや63年ストラトのネックが無理なく弾けるようになってきている一方、細身ネックの60年仕様のストラトに急に持ち替えると、ちょっと違和感。でもすぐに慣れそうな気もします。

ブログにも書きましたが、このテレキャスはロックだけじゃなくて、ジャズやカントリーなどでも使えそうなキャラクター。いろいろ弾けるように練習するつもりです。


・Gibson LG-2 1954
僕が所有している楽器の中で最も古いのがこのギター。何と、自分より年上です。(57年前のギターということですね)


サイド&バックはマホガニー、ブラジリアン・ローズウッドの指板&ブリッジです。ギブソンはマーティンと比べると少し弦長が短いので、同じゲージならテンションが弱めで、弾きやすいのが特徴です。小型のボディで素朴なサウンド、ブルージーなフレーズがよく似合うギターです。

購入時にギブソンの50年代のJ-45や60年代のHummingBirdを試奏して、あまりの素晴らしさに相当迷いました。ですが、ライブでの使用を想定していた為、ピックアップを搭載するのに貴重なビンテージ楽器に穴を開けなければならないことを憂慮し、断念しました。

それで、お店の方が勧めてくださったのがこのLG-2だったのです。上記の楽器と比較すると価格も手ごろ(生産台数が多めで人気もそれほど無いので)でしたし、弾きやすさは同等なので家で弾くのも楽しいギターです。ライブで使ったこともあるのですが、さすがに夏や冬の厳しい環境では崩壊しそうなので、ここぞという時だけ使っています。

ピックアップはフィッシュマンのピエゾタイプを選びました。

・Celebrity CC65
1990年代の初め頃に購入したオベーション・スタイルの12弦ギター。韓国製。


当時使用していた6弦のオベーションは生音は好きなサウンドだったのですが、ピエゾ・ピックアップ経由の音が「ガリガリ」した音で今ひとつ。偶然レンタルしたモーリスの12弦ギターが非常に良かったので、購入を決意しました。

80年代以降、トップは木材を使い、バックに樹脂製の素材を使用したギターが大量に生産されますが、これもその中の1本です。

90年代の中頃まではストローク系のアレンジの中では多用しましたが、D-35入手以降はリズム感が薄く感じられてライブではあまり使わなくなりました。

10年ほど前からピックアップからの信号は故障で出力されなくなり、マイク録り以外の使用はほとんどありません。2008年のKANさんのツアー時に、オープニングBGM(スコティッシュな曲)の録音で使用して以来ケースに入れたままでした。

こちらもリペアを施し、復活させる予定。

・Takamine PT-307
エレアコ仕様のガット・ギター。1989〜90年の斉藤由貴さんのツアーに参加した時に必要になって、新品で購入したような気がします。なので89年製でしょうか。


ライブ時はBOSSのアコギ用プリアンプ= AD-8を使用することで、かなり生ギター的なニュアンスにできるので、モニターからのサウンドもバッチリ。気持ちよく演奏できます。

比較的低価格のモデルなのですが、マイクを立てて録音した時の音も好みです。ガットはこれしか持っていないということもありますが、レコーディングでも大活躍。有り難いことに、色々な作品にそのサウンドが記録されています。

1993年に発売された梨花さんのシングル「月の媚薬」という曲での、このギターのサウンドが、自分ではとても気に入ってるんですけど、アマゾンの中古CDの価格はちょっとビックリ。買う人いるんでしょうか?

http://www.amazon.co.jp/月の媚薬-梨花/dp/B00005MQ0O/ref=ntt_mus_ep_dpi_4

弦はダダリオのノーマル・テンションを使用。ペグの一部にヒビが見えるので、そろそろリペアせねば‥。

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・Martin D-35 1994
90年代の中頃に、リースで借りていたD-35が素晴らしかったので、同仕様のギターを探していました。川崎の質屋で売りに出ているという情報を知人から聞きつけ、中古ではありましたが、新品同様の状態で購入しました。


マーティンのドレッドノート(くびれが無く、ボディが大きいモデル)の中では乾いたサウンドのD-18や低域が太いD-28が有名ですが、D-35は繊細で甘いサウンドが特徴です。

サイド&バックはローズウッド、トップはスプルース。マホガニーネックにバインディングが入ったエボニーのフィンガーボード。

後付でハイランダー製のピエゾ・ピックアップ=IP-01を搭載し、ライブでは100%BOSS製のアコギ用プリアンプ=AD-8を通してPAに信号を送っています。

レコーディングでも入手後はメインのアコギとして使用。音が大きいギターなので、自宅で演奏するときは近所迷惑にならないよう、ちょっと気を遣います。

低音弦が元気よく鳴らないところが少しだけ不満だったのですが、最近はかなり改善。経年変化でギターが良くなったのか、それとも少しは腕が上がったのでしょうか?(そう思いたい!)

2009年〜2010年のライブではK.YairiやMartinの別のモデルを弾いていましたが、どちらもローランドのプリアンプ・システム=AP-1を搭載したギターをお借りして弾いていました。2本とも素晴らしいギターです。

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・Takamine PT-108
Eaglesを始め、国内外のユーザーも多い国産ギターメーカーの80年代モデル。僕が生まれて初めて買ったアコギです。1987年頃に新品で購入しました。


エレキのようなカッタウェイがあり、エレキ弾きにとっても弾きやすいギターです。最初は弦の張り方もよくわからず、ブリッジを傷めてしまい、交換修理をメーカーで行って貰っています。恥ずかしい限り。

詳しい仕様はあまりわからないのですが、ボディのサイド&バックはマホガニーのように見えます。フィンガーボードはローズウッド。長いことケースに入れっぱなしだったのですが、今でもネックは全く健全な状態でした。

87年〜90年に掛けて91年にオベーションのカスタム・レジェンド(こちらは処分済み)を購入するまでは、主にライブで使いました。小振りなボディなので、生音はあまり鳴りませんが、エレアコとしてはなかなのもの。今の耳で当時のビデオを見てみると、結構良い音だったりするので、再び使ってみようかな、と思っています。取りあえず、今から弦を張り替えます。

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・Ibanez RG-550
日本が世界に誇るギターメーカーの代表的なモデル=RGシリーズです。ロックナットとフロイドローズ・タイプのアームを採用。このシリーズでなければ出せないサウンドなのでは?思っています。薄くてやや幅広のネックもこのギターの特徴の1つです。


携帯電話の着うたとして配信している「完コピ魂」でテクニカル系ギタリストをコピーするのに絶対に必要なギターと考え、オークションで購入しました。製作年などの詳細は不明ですが、入手後に電装系は信頼する友人氏にお願いして全て交換してもらいました。

リア・ピックアップはがディマジオの「Evolution」。スティーブ・ヴァイをコピーするためにはやはりこれでしょう。フロントとセンターは…、忘れてしまいました。スミマセン。

ライブやデモでは使用したことが無いので、現場での写真がありません。自室で撮りましたが、黒いギターって写すのが難しいんですね。取りあえず、僕には似合わないギターであることは間違いないでしょう。

BOSSのDVD内で、「ML-2」を紹介している映像で使用している黄色い「RG-550」は貸して頂いたものです。(そのまま、継続してお借りしています)

エレキギターは以上で終了。次回からはアコギ編です!

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・PRS Custom24 2006
ポール・リード・スミスの主力モデル、カスタム24のアーティスト・パッケージ・バージョンです。20周年のアニバーサリー仕様でインレイ(指板上の模様)がこのモデルだけのデザインなのだそうです。金属パーツはゴールド・メッキのものが使われています。「サンタナ・イエロー」と呼ばれるボディカラーです。


ストラトのような形状、レスポールと同様のマテリアル(メイプル・トップ、マホガニーバック、マホネック、ローズ指板)ということで、ライブ時に持ちかえをせずにどちらの音も得られるのでは?と期待して購入しました。結果的にはこのギターならではのキャラクターで、簡単にパワフルでカラフルなサウンドが得られますが、フェンダーやギブソンの持つ、アコースティックな響きは少なめな印象です。最初の目的にはちょっと合いませんでしたが、ピッチの安定度、仕上げの美しさはピカ一です。

ネックの形状はスタンダード(ワイド・ネックやファットなタイプもあるそうです)で、指板は希少なブラジリアン・ローズウッド。「ワシントン条約がどうした」的な許可証のような書類が添付されていました。

ピックアップは「Vintage Bass & HFS」というこのモデルではお馴染みのもの。また、GK-3を後付けしていますが、このギターとはデザイン的な相性もバッチリだと思っています。

ボリュームを絞ったときにハイパスが効くようになっていましたが、その回路は気に入らなかったのでカットしています。

2007年のKANさんのツアーでメインに使った後は、主にGK-3用のギターとして、GRシリーズ(ギターシンセ)&VGシリーズのデモなどで使用しています。

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・Dragonfly Hi-Sta
よりモダンなストラトといった趣のギター。ギターシンセ用ピックアップ=GK-2Aを搭載しています。2年位前に制作元であるHARRY'Sさんの工房でネックのリシェイプ(木材の部分を削り細くすること)とフレットの打ち替えをしていただいて、格段に弾きやすくなりました。


アッシュ・ボディ、貼りメイプル指板。こうやって並べてみると、僕が持っているのはアッシュ・ボディのギターが多いことに気付かされます。

ブリッジはウィルキンソン製で、フローティング・セッティングになっています。ピックアップはフロント&センターがフェンダー・テキサス・スペシャル、リアがダンカン・カスタム(SH-5)です。レンジが広く明るいサウンド。エフェクトのノリが良い印象です。弦はダダリオの095〜044を張っています。

GKピックアップのケーブルなどがすっきりと内蔵されているところも、気に入ってます。以前はギターシンセをライブで使うチャンスに恵まれなかったのですが、2006年のKANさんのツアーでGR-20を鳴らす時に持って行きました。最新作であるGR-55もライブで使ってみたいところです。

ステンレス製のフレットはずっと新品のような滑らかさがキープされるので、弾いていてとても気持ちの良いギターなのです。

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・Fender Japan Telecaster 1997
非常に良くできたテレキャスターのレプリカ。オークション経由で友人から譲って貰いました。


アッシュ・ボディ、メイプル・ネック、黒ピックガード、ブラス・サドルという、50年代初期風のルックスですが、本家USA製が極太ネック仕様なのに対し、細めの三角ネックで弾きやすいギターです。

フレットもビンテージ仕様で良い感じなのですが、テンションがやや強めなので、弦はダダリオの009〜046を張っています。もう少し荒れてガッツのあるサウンドが得られれば嬉しいのですけどね。

同じ1997年製のフェンジャパ・テレをもう一本所有しています。こちらはボディにバインディング(プラスチックの装飾)の入った60年代初期仕様。何故か、女性アーティストが抱えている写真をよく目にします。こちらはアルダー・ボディ、ローズウッド指板です。


素晴らしいUSA製テレキャスターをお店で弾いたことがあったのですが、その時は買いそびれてしまいました。いつかは欲しいのが本物のテレキャスなのです。

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・Rickenbacker 360/12 1994
リッケンバッカーはビートルズのイメージが強いので、僕はヨーロッパのメーカーだと思っていましたが、実はアメリカのギターメーカーなんですね。何と言ってもアルバム「A Hard Days Night」でジョージ・ハリスンによって使われたことで有名になったギターが12弦仕様の360/12です。


12弦ギターは通常の6弦に加え、それぞれの弦に副弦と呼ばれる弦が張られますが、6弦〜3弦は1オクターブ上、2&1弦には同じ音程にチューニングするのがスタンダードな方法です。この360/12は副弦の張り方が通常の12弦ギターとは逆になっていたことから、独特のサウンドが得られるようになっているのです。

90年代中頃、KANさんのツアーでエレクトリックの12弦ギターが必要な楽曲(涙の夕焼け)があり、急遽購入しました。楽器店に試奏もせずに注文したことを思い出しました。そんなギターですが、ライブやレコーディングでもときどき出番がやってきて、買って良かったと思える1本なのです。

12弦ギターの名手、バーズのロジャー・マッギンをしても弦交換は45分掛かると言ってましたが、僕は最初の弦交換で2時間45分掛かりました。今は少し速くなって1時間30分程度でできるようになりましたが、やっぱり面倒くさいです!(因みにストラトなら8分位で交換完了します。)

ホロウボディなので、生音でも結構大きい音がします。リバーブをたっぷり掛けてビーチボーイズの「Pet Sounds」風に弾いても楽しいギターです。

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・Heritage H-545 1998
「ヘリテージ」はギブソンがナッシュビルに工場を移転させた時、ミシガン州に残ったギター職人達が工場を買い取って始めたブランドなのだそうです。このH-545はリミテッド・バージョンらしく、カタログには載っていません。おそらく、上位モデルのH-555の塗装などを施し、フィンガーボードなどは下位モデルのH-535の仕様を使うことで価格を抑えめにしたギターなのだと思います。


カールトン、リトナー、ロベン・フォードなど、70年代後半から活躍していたジャズ・フュージョン系のプレーヤーがこぞって使用していたのがセミアコのGibson ES-335。いつかは手に入れたいと思っていたものの、90年代後半頃のギブソンの335はあまり好きになれませんでした。

一方、「ヘリテージ」というメーカーがあり、良いセミアコを作っているという噂は聞いたことがあったのですが、実際に売っているのを見たことがありませんでした。

BOSSのセミナーを行うため、仕事で伺った楽器店にこのギターが売られているのを見つけ、試奏してみると、素晴らしいトーン。定価は結構な値段なのですが、大幅に値引きしてくださるということで、購入してしまったギターなのです。

ピックアップなど細かい仕様はわからないのですが、マテリアルはほぼ335と同じ。アジャスタブル・ブリッジと木製のピックガードが特徴です。

ルックスから渋めなサウンドが得意なのだと思っていたのですが、意外にもロックなサウンドも良いことがわかり、昨年から、ライブで頻繁に使うようになりました。
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・Gibson SG Standard 2006
ヒストリック・コレクションの2006年製です。薄いマホガニーのボディに、かなりスリムなマホネックの60年代前半(61年?)モデルのリイシューです。ギブソンとしては、とても軽いギターですが、あまりにもボディが軽い為、両手を話すとネック側が下がってしまうのがちょっと欠点かも。


ケースを開けるとローズウッド製フィンガーボードの甘い香りがします。木材で作られているギターは、実は楽器によってさまざまな香りがあります(良い匂いとは限らないのですが…)。

レギュラーラインのSGは60年代前期タイプも後期タイプも、ハムバッカーとしてはカランとしたサウンドが特徴なのですが、この個体は非常に中域が強いタイプで、甘めのサウンドです。なので、AC/DCというよりはクリーム時代のクラプトンの音に近いイメージです。

僕が持っているギターのバリエーションを増やすという意味では、P90搭載の「SG スペシャル」の方がよいかな?ピート・タウンゼンドになれるかな?とも思い、相当悩みましたが、購入時には実用を考慮してこちらを選択しました。

ピックアップはバーストバッカー1&2、ポットには、見た目はビンテージとそっくりなコンデンサーがついてます。ときどきライブで使ってますが、ピックアップ・セレクターやボリューム・ノブが密集しているデザインなので、なかなか慣れなくて、つい操作ミスしちゃうんですよね。

皆様はSGといえば誰を思い出すでしょうか?もしかして「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックかな?(でも、68年製って映画の中でも言ってますけど…)
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・Duncan Stratocaster 1986
1つ下のギターと同じ「優美サウンド」1986年製です。こちらも材などを自分で選んで組んで頂いた1本です。1995年頃まではレコーディング、ライブ、セミナーなど全ての仕事のメインギターでした。


ボディは軽量のアルダー、ネックはこちらも「クビキ」製でバイオリンのようなすごいトラ目が特徴です。指板はストラトでは珍しいエボニー、ジャンボ・フレットという、80年代に流行った仕様です。

元は普通のストラトだったのですが、改造を重ねた結果、現在はボディ側にザグリを入れた上、フロイド・ローズ&ロックナットを搭載していることもあって、非常に安定したチューニングが得られます。

ピックアップも10種類以上の変更を繰り返した結果、SSH仕様を断念して、HSHレイアウトにして、500kのポットを付けています。ストラトらしい枯れたサウンドでは無く、パワフルでレンジの広いサウンドが得られます。

フロントはディマジオの「Chopper3」(シングルサイズのハムバッカー)、センターは不明(おそらくテキサス・スペシャル)、リアは「57クラシック」です。

最近は弾くことがあまりなくなっていましたが、時代が一回りして、最近はまたこんな仕様のギターも流行りつつありますよね。歴代のローディーの方々からも評価が高いギターなので、ちゃんと調整してまた使ってみようかと画策中です。

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・Duncan Stratocaster 1988
長い期間、主にRoland/BOSSのデモ、セミナーで使用してきたギター。1本のギターで多彩なサウンドで演奏できるように、SSH仕様にしていました。GT-8&GT-10のプロモーションDVDでも使っています。


当時、「セイモア・ダンカン」のブランドでギターを製作していた「優美サウンド」に注文して作って頂いた1本。ネックはフェンダーから独立した、フィリップ・クビキ氏制作のものを使用しています。指板の塗装が剥がれているのは、レリックではありません。長期の使用でこうなってしまいました。

この写真のように、長期間、ピックアップはフェンダー・テキサス・スペシャル×2&ダンカンのハムバッカー「Little59」にしていました。シングル・コイルとハムバッカーを混在させる場合、ボリューム・ポットの値の選び方で、全く違うサウンドになってしまうので、どちらかを犠牲にしないとならないんですね。僕の場合、250kを取り付けていたので、リア・ハムは甘めなサウンドになっていました。

ライブではあまり使ってなかったのですが、昨年のKANさんのツアーで、ミスチルの桜井さんがシークレット・ゲストで出演した東京公演の時だけ、数曲で使いました。そんなこと誰も気付かなかったと思いますが…。

つい最近、ピックアップをフェンダー 「Custom '54」×3に変更しました。これで、現在はアッシュ・ボディ、メイプル指板の54年風のルックス&サウンドになりました。しばらく、この状態で使ってみようと思ってます。

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・Fender Stratocaster 2007
フェンダー・カスタム・ショップのマスター・ビルダー=Jason Smith氏によって制作されたストラトです。2008年に新品で購入しました。ボディがすでに傷だらけですが、「レリック」といってビンテージのように使い古されたように加工されているのが特徴です。


付属していた仕様書によれば1960年製のリイシューですが、木目が見えるような
ラッカー塗装で「ブロンド」と呼ばれるカラーに仕上げられています。60年代当時、この色合いのものだけ、「アッシュ」という材を使用していたことから、それを踏襲しているようです。

フィンガーボードのローズウッドは「マダガスカル産」ということ。思わず地図で確認してしまいました。因みに現在、ギターに使われているローズウッドはインド産が多く、最高峰として知られるブラジル産(ハカランダと呼ばれています)は、70年代以降はほとんど流通していないそうです。スラブボード&細身のネック、フレットや指板のRもビンテージ仕様です。僕にとってはとても弾きやすいので、家では手に取ることが一番多いギターです。

ピックアップはフェンダーの 「Custom '54」よりは少し暗めのトーン「FAT '50s」ですが、アッシュ・ボディなのでパキッとしたサウンド、音もとても気に入ってます。下の2本と比べると、現状では低音弦の鳴りでは少しもの足りませんが、歪ませたときのバランスが良いので、最近のBOSSのエフェクター・セミナーでは多用しています。

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・Fender Stratocaster 1976
1978年に、LAの楽器店で300ドル位で買いました($1=¥180位の頃)。当時、現地での新品価格は500ドル前後でしたが、お金が足りなくて1976年製の中古を選んだというわけです。初めてのフェンダーだったので、手に入れた時はとても嬉しかったのですが、当初は「とても残念なギター」だったのです。ギターのサウンドを聞きわけられる耳を、当時はまだ持っていなかったんですね。


この時代のストラトはネックとボディを3本のボルトで固定する仕様なのですが、それが原因でネックが動いてしまい、チューニングが狂ってしまう大きな欠点がありました。使われている電気系パーツも貧弱で、不具合だらけ。そこで、80年代中頃に大改造を行いました。プレートとビスを4本止めにし、リフレットやペグ&ブリッジ交換など、つまりボディ&ネック以外のパーツは全て交換しています。ピックアップはダンカン「SSL-1」にしました。

しばらく使っていなかったのですが、久しぶりに弾いてみると低音弦がガンガン鳴るロックなサウンド。で、昨年からはライブでのメイン・ギターの1本になりました。ハードテール(アームが無く、ブリッジが固定されている仕様)ということもあって、通常のストラトのようなアコースティックな響きは少なめですが、テレキャス風なガッツのあるサウンドに感じます。

ポリ塗装なので色合いが変わらないと昔は言われていましたが、見事に黄ばんできているのも気に入ってます。
何故、10代の時にアメリカに行ったのか?についてはその内、ブログに書きましょう。

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・Fender Stratocaster 1963
これはリイシューではなく、1963年に作られたビンテージです。リフレット&ナットのリペアを行っていますし、ポット、ピックアップセレクターも交換されています。入手後にリア・ピックアップが断線してしまいましたので、リアのみリンディ・フレーリンに、フロント&センターはオリジナルのままです。


ストラトキャスターは数あるエレキギターの中でも、最も人気の高いギターなので、情報も多く、研究本も数多く出版されています。それらによると、このギターは指板上の12フレットのポジションマークの位置が広いことから、1963年の上半期に作られていることがわかるそうです。そして極太ネック、手の小さい僕にとっては手強いギターでもあります。
このギターは「BOSS COMPACT EFFECTS」パーフェクト・マスターというDVDの中で使用しています。(現在もローランドのサイトで見られます。要Flash)

また、KANさんのシングル「世界でいちばん好きな人」のカップリング曲「チェリー」(スピッツのカバー)のレコーディングでも、メインで使いました。

以前はツアーにも持って行って弾いていたのですが、何せ50年近く前のギター。過酷なツアーの環境にはそろそろ耐えられないかも、と思ってレコーディングのみで使うことにしています。

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・Gibson Les Paul Custom 1972
こちらは1972年製のギブソン・レスポール・カスタムです(グレコではありません)。90年代中頃にツアー・スタッフから安価で譲って貰いました。1971年製とのことでしたが、ピックアップ・カバーに「Gibson」の刻印があり、ものの本によれば72年製の仕様とのこと。本当のところは不明です。ブリッジとナットは交換していますが、基本的にはオリジナルのままです。


この時代のカスタムのボディは「パンケーキ仕様」といって、ホットケーキのように3枚の材を貼り合わせて作られています。68年以降のレスポール・カスタムは、トップにメイプルが使われていることが標準ですが、何故か、本来の仕様とは異なり、トップ材もマホガニーが使用されています。なので、音の方もレスポールらしい粘りはあまりなく、ざっくりとしたサウンドが特徴です。

エボニー指板で薄めのマホガニー・ネックなので弾きやすいですし、フロント側のサウンドはマイルドで、ジャズトーンもバッチリOKです。ただ、重量は4.4kg。僕が持っている中ではもっとも重いギターなので、ライブで使うと腰にきます。

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・Gibson Les Paul Standerd 1994
ブログ本文にも書きましたが、「レスポール・スタンダード59リイシュー」1994年製です。ピックアップは長い間「フロント=ダンカン59」、「リア=リンディ・フレーリンの59 ST」にしていましたが、現在は「フロント=ギブソン57クラシック」、「リア=同バースト・バッカー2」を搭載しています。この時代のテールピースはスティール製が付いていたので、アルミ製に交換。コンデンサーは「Black Cat」に換装しています。


ピックガードを取り外していた時期もありますが、僕には合わなかったので戻しています。外しているのも見た目はイイんですけどね。重量はおよそ4.2kg。レスポールとしてはやや重いのかもしれません。

59年製のネックは58年と比べると細いと言われていますが、それでも結構太いです。サウンド的にはこの時代のLPにしては中域がやや強めな印象です。

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