2012年12月26日水曜日

今年観たモノ聴いたもの

あと5日で今年が終わってしまうなんてビックリ!ですね。昔と違って暮れや正月の特別感は薄まってきているし、今年の正月同様に普通に仕事をしていそうです。生まれも育ちも東京なので帰省とかにも無縁です。(帰省ってしてみたい!)

最近はCDショップに行くことはほとんど無く、AmazonとiTunes Storeで済ませてしまっています。 購入履歴を見れば何を買ったか一目瞭然で面白いですね。 今年はどんなCDやDVDを自分は購入したかな?と振り返ってみようと思います。

Amazon
DVDは100%ここ。CDは価格が安いものだけ選んで買います。欲しいCDも値段が高めの場合は様子見して(平気ですぐに半額くらい下がりますから)、安くなってから。急がない場合は「マーケット・プレイス」で海外の業者からも。基本的に輸入盤、中古でもOK。Kindle経由の書籍も2冊くらい買ってみたけど、読むのがiPad 2なのでちょっと重いのと単価がもう少し安くなれば…。

iTunes Store
すぐに聴きたい場合はこちら。洋楽の古いものとかはもう少し安くしてくれないかな。邦楽はCDよりは安いので、こちらで買うことが多くなりました。iTunes Cardを割引があるときにまとめて購入するようにしています。カードの番号をMacのカメラで一瞬で読み込めるようになったのはとても便利です。

洋楽DVD
最近出たツェッペリンの5年前に1回だけ行われた再結成ライブを収録したDVDとCDのセット。実はあまり期待していなかったのだけど、もの凄いインパクト。 演奏が素晴らしくうまいとかでは無いのにもう理屈抜きでスゴイ!レスポールの正しい弾き方を改めて気付かされました。家ではレスポール・カスタムばかり最近は弾いています。

ストーンズのドキュメンタリー「クロスファイヤー・ハリケーン」はどちらかと言えば「風俗としてのローリング・ストーンズ」という内容で、個人的にはもう少し音楽にスポットを当てて欲しかったなぁ、と思いました。80年代に出ていたヒストリー・ビデオの方が面白かったかも。


洋楽CD
いわゆるディスク・ガイド的な本が結構好きで、時々買ってしまいます。誰もが認める名盤でも意外に持っていないこともあって、これらを見ながらiTunesで試聴して、良さそうだったら買ってみます。旧譜はその時代に聴くからこそ、あるいは一定の年齢で聴くからこそ価値があるというものも少なくないと思いました。


洋楽の新譜もそこそこ買っているのですが、ロック系ではあまり聴き込むほどハマルものは個人的にはありませんでした。ジョン・メイヤーの「Born and Raised」は心地よくてBGM的には聴きましたけど。
今年はいつになくジャズ系のCDを聴いていたような。女性シンガー/ベーシストのEsperanza Spaldingとか、ギタリストKurt Rosenwinkelなどを良く聴いてます。

邦楽DVD
今年は邦楽のライブDVDを沢山観ました。仕事がらみということもあったのですが、今はカッコいいバンドが沢山いますね。

最も感銘を受けたのはサカナクションの去年のライブ「SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy」。CDも好きでよく聴いていたのですが、このライブの完成度の高さに脱帽です。ディレイの使い方が、ギターを弾く人にはとても参考になりますよ。

高校生あたりと話をすると必ず話題に出る、One OK RockのLive DVDも想像以上に良かったです。演奏うまいし。先日、アマチュアのコンテストを観に行ってきたんですが、このバンドの影響力を改めて感じるような、似たようなバンドが一杯出演してました。


邦楽CD
ドラムが脱退してどうなるか注目していたチャット・モンチーのアルバム「変身」はタイトルそのままに、まるで別のバンドのようなパンクな音作りが◎。

きっと世間的には今更という感じなんでしょうけど、ヒャダインのアルバム「20112012」も買ってみました。仕事先でアニメ系やアイドル系の話も良く出るのでね。何でもありな楽曲とアレンジは聴いていて楽しい作品で、個人的には今年聴いたアルバムではNO.1です。ただ中毒性があって、一晩寝てもメロディが頭から離れないのが怖いくらいです。

そういえば、数日前にたまたまテレビをつけたら、初音ミクのライブをやってました(ミクパっていうらしい)。CGに合わせて、楽器陣は生演奏なんですね。カラオケに合わせて歌うアイドルのコンサート、会場で聴くとどちらがライブ感があるんでしょうか。

多くの音楽に触れていると、いろいろな世代の人と話しができて楽しいし、更にいろいろなことを教えて貰えるので、とても勉強になります。来年もいろいろ教えて下さいませ。

2012年12月20日木曜日

目標ってどんなだったっけ?


ずっと更新できなくてスミマセン。忙しいといえば忙しい、そんな感じ。ここのところ、夏休みの宿題を溜めてしまった小学生のような気分がずっと続いています。家の中でMacの前でウンウン唸っていることが多い中で、ポツリポツリと外出する仕事が入るとちょっとホッとします。

先週は札幌へ行ってきました。3ヶ月連続の北海道。ついにこの冬で初めてのどか雪を見て、久しぶりに廻らない寿司を食べ、帰路では初めてボーイング787に乗りました。


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今年も各地でエフェクター・セミナーのインストラクターをさせて頂きました。いつもいろいろな方々とお話させていただくのをとても楽しみにしているのですが、先日、若いお客さんに質問されたんですね。

「ギターを始めた頃に目標にしていた(ような)ギタリストになれましたか?」

これには唸ってしまいました。
「好きなギタリストは誰ですか?」とかいう質問はいつも非常に多いので、「ジェフ・ベック」と答えることにしているのですが、始めた頃の目標ってどんなだったっけ?

「ジェフ・ベックのようにはなれなかったので、そういう意味ではなれなかったけど、プロとしてずっとやってこれたので幸せです」

と、その場では答えました。

ギターを弾いて生きていきたいとは考えていたと思いますし、「うまくなりたい」とは思っていましたが、「自分の音楽を表現したい」とか、「有名になりたい」とかとはあまり思ってなかったですね。音楽が好きで、ギターを弾くことが楽しいと思っていただけのような気もします。

小学校の低学年の頃は、特に音楽が得意だったわけではありません。スポーツができるわけでも、勉強ができる子供でもありませんでした。かといって悪ガキでは全然ありませんでしたし…。つまり、目立たなくて得意なことが何も無い、心の中にコンプレックスを抱えた、自分に自信が持てない性格の子供だったんじゃないかと思います。

小学校4年の時に、縦笛(リコーダー)がとても上手だった友達がいました。笛をおもちゃにして一緒に遊んでいる内に練習になっていたんでしょう。初めて学校の音楽の授業中に、先生に演奏を褒められたことがあったんです。それまでそんな経験がなかったので、自分にとっては衝撃的な出来事として記憶されたのだと思うのです。その時に、何の取り柄も無い自分はもしかしたら「音楽の才能」だけはほんの少しはあるのかも、と勘違いしたのかもしれません。

そんな子供時代の出来事が自分の中に刻みこまれていて、やがてギターに出会い、のめり込んでいった自分の支えになっていたのかも。いや、それにすがるしか無かったのかも、なんて今は思います。

セミナー中に、

「どうしたらプロになれますか?」

というのもよく尋ねられる質問です。断片的なアドバイスはできたとしても、「こうすればプロになれます」なんていう答えはありません。自分のことを考えても、運が良かったからなんじゃないかとしか思えないのです。

「才能があったから」    いや、それは無い。
「とても努力したから」   多分、それも無い。むしろもっとすべきだった。

打ちのめされるほどのスゴイ才能を持った人に会ったこともありますし、アマチュアの方でもギターがうまい人が山ほどいることも勿論知っています。やっぱり周りに恵まれていたということなんでしょう。プロになってから(いつからがプロなのかはわからんのですが)約30年が過ぎました。何とかやってこれたことをひたすらありがたく思っています。

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そうそう、先月に出版された「BOSSコンパクト・エフェクター・ブック」。この本の中に短いエッセイを書かせて頂きました。もし良かったら読んでみてください。


2012年11月23日金曜日

かつて熱狂していたもの


今日、サッカーJ2のプレイオフがあって、ジェフ千葉は大分トリニータに0−1で負け、J1昇格を逃してしまいました。自宅でのテレビ観戦でしたが、うーん、残念!でも、「悔しい」とか言う資格はなさそうです。何故なら今シーズンは試合結果と順位表だけは追いかけて見ていたものの、ゲームは全く見ていなかったから。数年前まではかなりのめり込んで応援していたんですけどね。

70年代中盤頃にサッカー部を辞めて、ギターを始めてからは特にサッカーの試合を見ることは滅多にありませんでした。プロサッカーリーグが日本でもスタートするということを知ったのは、Jリーグとして開幕する直前のことでした。

1993年頃。仕事は順調に増え続け、今までの人生の中で最も忙しく過ごして時期でした。音楽以外の趣味や楽しみを特に持っていなかった僕は、正に音楽漬けの毎日。そんな頃にJリーグは開幕し、見事にそのブームに乗ってしまったのです。

最初は特定のチームを応援しようとは考えてませんでしたが、自分の身近な場所に「ジェフ・ユナイテッド市原」というチームの存在を知ることになるのです。チーム名から「市原市」をホームとするチームのはずなのに、チームの練習場、寮、などは自分の住む浦安市にあり、舞浜駅構内にはグッズ・ショップまであることに気付いたのです。

苦労して入手したチケットを持って試合を見に行ったり、テレビ中継されている試合を見る内に選手の顔とか覚えるじゃないですか。そうすると市内のあらゆる場所でジェフの選手達の存在に気付くようになりました。レストランで食事をしていたら、隣にリトバルスキー選手が来て座ったりなんてこともありました。

ホームの市原臨海競技場では何度も観戦しましたし、アウェイの試合までも観に行くこともありました。(写真は松本市のアルウィンにて)



しかし、90年代の終わり頃にはジェフの人気はみるみる落ちていき、競技場もガラガラになってしまいます。毎年最下位争いに巻き込まれていました。でも、僕はたま〜に強豪チームに勝ったりするだけでも充分に楽しんでいましたけどね。

2003年にあのイビチャ・オシムがジェフにやってきます。特に大きな選手補強とかが無いのにも拘わらず、監督が替わるとチームがこんなにも良くなってしまうなんて。強くなっただけじゃ無い。例え負けたとしても面白い試合をしてくれるチームになったのです。そして、2005年に念願の初タイトル、ナビスコカップ優勝を果たします。(僕はそれを楽器フェアが開催されていた横浜の会場で、ラジオ中継で聴きました)

ところが、2006年のシーズン中に突如オシムが日本代表に引き抜かれます。この出来事が僕のサッカー熱を冷やしてしまいました。それまでも若手の選手が活躍すると他のチームに移籍してしまうことが多かったんですけど、いくらなんでもそりゃないよ、っていう感じです。

それ以降、何度か試合会場に足を運んでみたものの、あまり夢中にはなれなくなってしまいました。思えば、テレビで試合を観戦するにしても2時間必要でしょ?仕事以外に音楽DVDやCDを聴く時間、練習する時間、本を読む時間、自転車に乗る時間、などを考えるとサッカー観戦に割ける時間を作るのはちょっと難しいかも、なんて感じています。昔の方が仕事自体は忙しかったはずなのに、今の方が時間が無いと感じるのは何故なんでしょうね?


2012年11月19日月曜日

大阪から札幌へ

今日は仕事で札幌に来ています。いつも自宅でしかブログの更新をしたことがないのですが、実験を兼ねてiPadでこれを書いています。キーボード持参しているので、これがうまくいけばパソコンを持ち歩かなくても、原稿を書いたり出来るかな?と期待しています。果たしてうまくいくでしょうか?

日曜日の夜に大阪入り。宿泊したホテルの周りには食べ物屋さんが何もなく、しばらく歩いてうどんを食べたものの、あまり美味しくなくてガッカリだ。大阪の食べ物って何食べても美味しいはずなのに!

昨日の大阪は天気も良くて暖かった。朝早くからの仕事でしたが、ホテルの部屋でウォームアップもバッチリできました。そんなこともあって、演奏も比較的うまくいったような気がします。本日、ご来場の皆様、ありがとうございました!

夕方まで仕事をして、関西空港から札幌に移動。久々に関空に来たけど、いつもこんなに閑散としているんでしょうか?

この時間に移動するのは僕にとっては珍しいこと。飛行機の窓から見える夕焼けがキレイだった。

昨夜のことがあったので、札幌での夕食は絶対に外せない。ここは冒険せずに札幌駅内のステラ・プレイスの中にある、小樽ラーメンの店、麻ほろへ。満足、満足。

札幌もおとといは雪だったらしく、さすがに寒いっす。東京も昨日は寒かったんでしょうか?

今日は午後から札幌で仕事。頑張ります!!







2012年11月13日火曜日

ギター弦もいろいろです

相変わらず、地方へ行ったり来たりしています。とは関係無く、今回はギターネタです。



フェンダーのVGストラト=G-5をローランドさんから借りていて、ここのところ毎日のように弾いています。手に馴染んできたというか、調整もうまくいったようでいろいろな所で「実に良いサウンド」と言われることが多くなりました。音に影響するようなことは時に何もしていませんが、少しだけ弄っているところはあります。

・出荷状態ではやや高めにセットされていたブリッジを下げてます(厳密にはフローティングしたブリッジ全体を下げているんですけど)

・5&6弦のサドルのイモネジを短めのものに変更

・ストリング・ガイドにスペーサーを挿入

くらいです。

※このG-5というギターはGKピックアップとローランドのモデリング技術を利用して、ストラトのみなならず、テレキャスやレスポール、フルアコ、アコギなど様々なギターのサウンドを切り替えて使える楽しいギターなんです。詳しくはここなどをご覧下さい。

弦はゲージを好みのものに変えています。フェンダーのギターは、ビンテージ仕様では無いギターには009〜042のゲージのものを張って出荷していますが、僕は0095〜044という中途半端なゲージに替えて張っています。他のギターは基本的に010〜046にしているのですが、このギターにはそちらの方が僕の好みに合ったからです。



「My Guitar」内にも記載しましたが、僕はギターによって異なったメーカーやゲージの弦を使用しています。長年、いろいろな弦を試してきた結果、以下のように考えています。(主観であり、あくまで好みということで読んでください。)

エレキ弦はフェンダーやギブソンを始め、国内で販売されている主なメーカーのものは一通り試してみましたが、結局アーニーボールとダダリオに落ち着きました。それぞれの印象は…、

・アーニーの方が落ち着いたサウンドでテンションもやや弱め。なのでギター本体がソリッドなものにはこれを使用。PRSのCustom24とGibson SG、LP Customはこちらにしています。




・ダダリオはテンション感がほどほどで、巻弦が元気が良い感じ。なので、甘めなビンテージ指向のギターにはこちらを使用。




といった感じで選んでます。ゲージは一部を除いては010〜046。デモでよく使う、G-5やフロイド・ローズ搭載のストラト、ドラゴンフライなどは0095〜044を選択しています。流行りのコーティング弦は寿命が長いのは良いけど、音がどうしても好きになれないので、今は使用していません。

困っているのはリッケンバッカーの360−12用の純正の弦の輸入がまたまたストップしているようで、入手が困難なこと。ストックがあと1セットしかありません。ダダリオなどの12弦用のセットは3弦がプレーン弦なのですが、純正はハーフラウンドのワウンド弦になっているんです。これが結構サウンドに大きく影響しているような気がするんですけどね。他のユーザーの方々はどうしているのでしょう?




アコギは長年、マーティンの傘下になったダルコのライトゲージを使用してきました。(012〜054)昨日、楽器店に行ったらいつのまにか、「Custom Light」なんていうゲージ(011〜052)があるんですね。ライトゲージだとちょっときついけど、エキストラ・ライトだと細すぎるなんて場合にはピッタリかもしれません。取りあえず1セット買ってきてD35に張ってみました。これは楽でよいかもと思いましたが、鳴らし方(弾き方)の研究が必要です。



今日は休日だったのですが、結局1日中ギター弾いてました。まあ、楽しかったのでそれで良しとします。

2012年10月30日火曜日

この1週間の記録です


先週からは自宅での書き物、作り物が主な仕事。メチャクチャ忙しくも、それほど暇ということもなく、久しぶりにバランス良い感じで過ごしていました。箇条書きにて。

・天気が良い日の朝は自転車。暑くも無く、寒くも無く。1番良い季節です。短時間に少しずつ。自転車は車の中か部屋の中に保管。前の自転車はベランダで朽ち果ててしまったのでね。


・1年前から使い始めた、EvernoteとDropboxの更新日があり、iTunes Store Cardを購入し準備。Evernoteは問題無く更新できたのに、Dropboxは更新の仕方がわからずに期日が過ぎて焦る。クラウド上のデータはどうなってしまうのか?メールではクレジット・カードの番号を請求され、iPad上のDropboxアプリには課金の案内さえ出ない。と、思ったらiPhoneのアプリにポツリと普段表示されていない課金ボタンが出現。ホッとする…。

・Wavesのプラグイン・ソフト(音楽用アプリ)も毎年11月にアップデートを行わないといけなくて、結構な出費が痛いが、まあ、仕方無い。

・iPhone5に続いて、iPadのラインナップも発表。まあ、どっちも購入してからまだ1年なので、今回はスルーのつもりですけど、やっぱり気になります。iPhone5も手を替え、品を替えの割引合戦だけど、計算するとやっぱりお得にはならないですね。なので、ガマン。

IPad miniは今使っているiPad2とスペックが変わらずか。軽いのは良いけどデフォルトの字が小さくなりそうで、老眼には無理かな?4世代目のiPadは重そうだし、これもしばらく様子見です。


・AmazonのKindleも発表。Kindle Storeも始まった。iOSのアプリは落としてみたけど、本、高くないですか?僕は今後も図書館で借りて読むことにします。

・古くなった機材やケースを処分。ツアーなどで使う機材はどうしても傷みやすいのです。ケースは傷だらけになっても中の楽器を守ってくれる丈夫なものを使わないとね。写真は小物入れとして使ってきたもの。見事なレリック仕様でしょう?買ったのは1980年頃だから、もう30年以上使ってきたけど壊れませんでした。ここまで使ったからと思って取っておいたんですけど。思い切って捨てました。スッキリ片づきました。


・ガソリンを入れる度にタイヤの交換を勧められるようになっていた。今週からは浜松に何度か行くことも決まっているので、そろそろと決心。スタンドでは頼んでもいないのに見積もりを出してくる。「ガソリン・スタンドって高くてしかも安物でしょ?」と思って聞き流す。丁度、12ヶ月点検の時期だったので、ディーラーに相談するも、スタンドよりも高い。その足でオートバックスへ。価格はピンキリで信じられない安いものから高級品まで何種類もある。お店の人のオススメを購入した。久々のオートバックスは売り場の雰囲気が変わってました。カーナビやオーディオ売り場は風前の灯火。で、帰ってきてスタンドの見積もりを見直したら、購入したのと同じタイヤ。何と最初のスタンドが1番安かったという…。最近、買い物するの難しくないですか?

・日曜日は福井の松木屋日之出店にてセミナー。久しぶりだと思って記録をみると5年ぶり、10回目の福井でのセミナーでした。新幹線以外の特急に乗ったのも久しぶり。米原経由で「特急しらさぎ」に乗ってお昼頃に到着。


セミナー本番は、土砂降りの雨と雷にも関わらず、ビックリするくらい多くの方に来て頂きました。福井、熱いですね!!今回はG-5とJS-10&GT-100のご紹介。またまた、ベースも弾きましたよ。来て頂いた皆様、ありがとう御座いました!!!


夜は旧知のお店の方と美味しい魚を食べに行きました。福井は丁度牡蠣の時期とのこと。小振りだけどコクがあっていくらでも食べれてしまいます。また、写真撮り忘れてしまいました。福井、また行きたいです。

2012年10月20日土曜日

ラッキーナンバー


好きな数字ってありますか?子供の頃に考えませんでした?「好きな色」とかみたいに。

何年か前から、5千円位を支払うと自動車のナンバーに好きな数字が付けられるようになったじゃないですか。4年前に車を買い換えたときに、ディーラーの方に何番でも付けられますけど「1」や「7」は抽選になるのでたぶん取れないですよ、と言われました。「11」や「777」なども同様とのこと。この2つの数字は大人気なんだそうです。

子供の頃、偶数より奇数の方が人気があるような気がしていました。
「1」「1番」、「NO.1」がみんな大好きなんでしょうね。
「3」昭和30年〜40年代の子供にとっては「長嶋茂雄」氏の背番号が大人気。
「5」は何だろう、「マッハGo Go Go」とかかな?でも好ましい印象がありました。
「7」は「ラッキー7」、ジェームス・ボンド、今の大人だったらパチスロとか?
「9」は忌み嫌う人もいるかもしれませんが、「サイボーグ009」とかありましたね。

偶数は
「2」「二番煎じ」とかのネガティブなイメージ?サンダーバードは2号が人気だったけど。
「4」僕は気にしないけど。
「6」が好きなという人は少ないんじゃないでしょうか?
「8」は「エイトマン」とかはありました。
マンガばかりでスミマセン。

僕は「14」という数字が好きで、このブログのURLも「yutakanakano14」としています。そんなことを意味なく書いてみます。

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小学校5年から高校1年までサッカー部に在籍していました。中学2年の秋になるとチームの中心になり公式戦用のユニホームを作ることになります。僕はその頃、試合に出たり出られなかったりの選手。で、貰った背番号が「14」だったんです。

正直ガッカリしました。サッカーの場合、1〜11までがレギュラーの番号で、それ以外は控えという時代でしたから。Jリーグも1993年の開幕当時は選手に決まった背番号はなく、試合毎、ポジション毎に番号を付けていたこと、覚えてます?

2年生の時はそんな感じだったのですが、3年生になるとレギュラーとして試合に出られるようになりました。ポジションは左サイドバック。フォーメーションは60年代のブラジル的な「4−2−4」システム。弱小チームでしたが、公式戦は全部出場したと思います。レギュラーとして試合に出られたのは、自分が頑張ったからでは無くて、部活をやめる生徒がいたからだったかも。でも、「14」の背番号でも続けていたからこそ試合に出場できていたことを考えると、何だか自分の人生にとって象徴的な番号のような気がして、意識するようになりました。

高校1年の春、西ドイツで開かれた1974年のワールド・カップでは、それまでの常識を打ち破る戦術と、全員が大きな番号を背負っていたオランダ代表が大活躍します。そのチームの中心人物は、背番号「14」の天才=ヨハン・クライフ。そんなことも影響しているかもしれません。う〜、懐かしいな三菱ダイヤモンド・サッカー。(ワールド・カップなどの試合を毎週45分ずつ、録画放送していたテレビ番組のことデス)

そんなわけで、車のナンバーは「・・14」を取得。駐車場や居酒屋の下駄箱でも、空いていれば自分のラッキーナンバー「14」を選びます。いい年して何書いてんだろオレ。失礼致しました。


2012年10月18日木曜日

Mac Book Pro分解の巻


最近のAppleの躍進ぶりにはホントにビックリです。iOS製品の人気に引っ張られている部分もあると思いますが、僕の周りにもWindowsからMacに乗り換える人が結構多くいます。一時期、Apple自体の存続も危ぶまれていたことを考えると隔世の感。しばらくはMacを安心して使うことが出来そうです。

2ヶ月も前の話なのですが、サブで使っていたMac Book Proを買い換えました。メインのiMacはとにかく発熱がスゴイので、音楽制作以外の作業がこなせるマシンが欲しかったのです。それまで「Mac Book Pro Late2008」は、ネットとかメールとかだけに使っていて、特に不満は無かったですが、OSを最新の「Moutain Lion」にしたからか、パームレスト部に不快な熱を持つようになりました。

で、「Mac Book Pro Retina」というモデル。7月上旬に注文して1ヶ月待たされましたが、到着してからは快適に使っています。液晶の残像現象がわずかにあるのですが、気にしないことにしました。内蔵のSSDは768GB、メモリも16GBにしたので、数年は映像や写真も含めてこれをメインに使っていけるでしょう。


キーボードもUS仕様。昔のMacにはJISキーは無かったんで、それにすかっり慣れてしまっています。それにJISの「delete」キーが小さくて不便なのと、カナが表示されない方がデザイン的にもスッキリして好みなので。


見た目はあまり変わりませんが、薄くなっていて重さも500gだけですが軽くなりました。



買い換えといっても「MBP2008」の方は4年も前のモデルですから、特に下取りとかには出さずに手元に残して「Boot Camp」を使ったWinマシンとして今後も使うつもり。いずれにしても熱を持つのが気になっていたところ、ネットで「ホコリが原因で熱を持つことがある」という記事を発見。早速、裏蓋を外してみました。(この頃のモデルは普通のドライバーで開けられる仕様。保証対象外になりますが…)


更に、2つあるファンを外してみると…、


うわっ、こりゃひどい。
ホコリを除去して起動してみたところ、熱問題は一気に解決してしまいました。もしかしたら早まったかな?いや、でも今のマシンは更に快適なのでいいことにします。


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結構長いことコンピューターを使ってきたのですが、ちゃんとしたブラインド・タッチができなくて、書くスピードを上げるためにも、ブログを頻繁に更新することで練習できたらいいな〜、と思っています。ブログって、間が空いてしまうと更新しにくくなるということがわかってきたので、ネタがあまりないときでもなるべく書いていこうと思いました。でも、読んでくださる方々がいてのことなので、今後も引き続きこのサイトを見て頂けたら嬉しいです。

2012年10月16日火曜日

考える時間


先週は札幌と福岡に行ってました。各地の美味しい食べものをたくさん食べられて幸せです。もしかしたらこの1週間でちょっと太ったかしれません。

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夏の暑い間はずっと自転車サボってました。涼しくなってきた9月頃から、また少しずつ乗り始めて気付いたことがあったので、書いておこうと思います。

最近は家で仕事をしていることが多くて、楽器を弾くことに加えて、Macに向かっている時間も長くなってきています。DAW(音楽作成ソフト)と対決していることに加え、セミナー用のプレゼン画面を作ったり、写真や映像の編集など…。コンピューターを弄ることは好きなので、楽しいことではあるのですが、食料品の買い出し以外は家に閉じこもっている日が段々と増えてきていたのです。

何かを調べないといけない時、ネットで検索を掛けてそれを見ていたハズなのに、いつの間にか全く関係無いサイトを眺めていたり、そもそも何でネットを見始めたのかさえ忘れてしまっていることがあります。最近、自分で考え始めるより先にいろいろ調べたり、他人の意見を参照するクセがついてしまっているような…。

でも、自転車に乗っている時は景色を見ながらペダルを踏むだけ。他には何もできませんから、強制的に考える時間を増やすことができるんです。それに、家の中だけで過ごしていると、ネガティブな思考にいつの間にか囚われてしまうこともあります。そんなことも解消できてとても良い気分です。

本を読んだり、音楽を聴くことも勿論大事ですし、楽しいことですけど、ちょっと立ち止まって考える時間が僕には必要なような気がしています。

それからもう一つ…

往復20kmのコースを、何ヶ月ぶりに走った日。久しぶりだったので、ペダルが重く感じられるかなぁ、と思いましたが、ことのほか楽に走れてしまい、いきなり今まででベストのタイム。まあ、タイムを出すことを目的にはしていませんが、新鮮で楽しいと思えることがこんな結果に繋がるんでしょうね。

楽器の習熟度も同じで、最初始めた頃は…、

・楽しいからずっと弾く。何時間でも弾いていられます。
・当然、上達する。更に楽しい。

となりますが、一定のレベルに到達すると上昇のスピードは徐々に遅くなってきます。中級くらいになると、弾いても弾いてもうまくならずに、弾けない自分がイヤになってきます。

煮詰まってしまったら、一旦楽器から離れてみるのも良いかもしれません。新鮮な気持ちで楽器を弾くと、猛練習してもできなかったことが、できるようになることもあるんですよ。

弾き方をネットや教則本などで調べることもできますが、なるべく自分で弾き方を「発見」することが楽しむコツのような気もします。誰かがとっくにやっちゃっていることでも、自分自身で考えて見つけた弾き方やフレーズは自分だけのもの。止めないでずっと弾いているとそんな瞬間に出会えるのです。それが楽器を演奏する醍醐味でもあると僕は思っているんです。


2012年10月5日金曜日

あゝ東京駅


9月4日以来、ブログを書くのをサボってしまいました。忙しかったこともあるのですが、書きたいことがまとまらなかったというのが本音です。でも、あまり気張らずに、今月からはもう少し頻繁に更新するつもりです。

今週は月曜と火曜は大阪に、昨日は日帰りで名古屋に行ってました。ニュースで東京駅丸の内口の駅舎が復元されたという記事を読んでいたこともあり、昨日は新幹線に乗るまでの時間に余裕があったので写真を撮ってきました。


今までに一体何回この東京駅に来たことでしょう。でも、考えてみたら外に出たことはほとんどないですし(新幹線に乗り換えるだけだからね…)、「レンガ造り」って昔からそうじゃなかったんですか?っていう程度の認識なので、撮影したものが今回新しくなったものなのか自体も怪しいかもです。


初めて新幹線に乗ったのは1964年の6月、5才の頃。東海道新幹線が開業したのは同年の10月だったのですが、母方の祖父が国鉄関係の仕事をしていたらしく、静岡まででしたけど、試運転時に運良く乗車できたのです。5才の頃の記憶などはほとんど無いのに、このことを比較的鮮明に覚えているのは、自分にとってもインパクトのある出来事だったのでしょうね。開業前で営業していなかった食堂車に行くんだ!と、駄々をこねたような記憶があります。

仕事を始めるようになると、新幹線を利用するには当然、東京駅に頻繁に来ることになりました。ただ、当時は京葉線は未開通で、浦安から東京に行くには、地下鉄東西線の大手町駅まで行って、その後に東京駅まで歩くのですが、この東西線という路線はラッシュ時の混雑が半端じゃありませんでした。(ウィキペディアによれば、その混雑具合は首都圏の私鉄では、今でもワースト1らしいです)ギターを抱えている上に大荷物で乗っていると、他の乗客に迷惑が掛かるので、前日の晩に東京駅のコインロッカーに預けに行ったり、時間よりも大幅に早い時間に東京駅に行って時間を潰すなどの対策をしていたものです。並走する形で京葉線が開通してからは、それほど混雑しないそちらをいつも利用しています。

今はエキナカと称して沢山の店舗が東京駅構内にありますが、80年代初頭では一旦地下街などに降りなければ、お店はありませんでした。今思うと信じられない位、まずくて高い店ばかりだったような気がします。仕事を始めるようになって、東京よりも美味しい食べ物が各地にあるということを思い知らされました。その頃に比べると、今はその差は縮まってきているように思いますけどね。

昨日の名古屋での仕事は朝からお昼を挟んで、終了したのが15時過ぎ。味噌カツの「矢場とん」でかなりおそい昼食を取りました。もう、腹が減っていたので、写真を撮る余裕もナシ。家に帰ってきて写真を調べたら去年の8月以来だったようです。これはその時の写真〜。



大阪、名古屋といえば、といういつものお土産を買って冷凍庫にストックです。チビチビ家で食べようと思います。



2012年9月4日火曜日

At Seventeen

日曜日は「エフェクター・セミナー」のインストラクターの仕事で広島に行ってました。会場は満席、10代から僕と同世代位までの、非常に幅広い年齢層の方に来て頂けて嬉しかったです。楽しんで頂けたでしょうか?ありがとう御座いました!

セミナーが終わった後、3人の高校生が残ってくれて、小一時間ほど話し込んでしまいました。高校1年生だという彼らの質問や悩みを聴いていると、バンドを始めた頃の自分の記憶が甦ってきて、いろんなことを思い出しました。自分が30年以上も前に考えていたことと、彼らの感覚がそれほど違わない気がして、僕にとっても楽しい時間を過ごせました。


当時…、

たった1人でギターを練習し、いつかバンドをやることを夢みていたこと。
学校にギターを持って行ったことをきっかけに、同級生からバンドに誘われたこと。
初めてみんなで音を出した時にとても感激したこと。

友達の彼女に「ギター持ってるとちょっとカッコ良く見える」と言われたこと。
楽器を持ってないと「ダサイ」と思われていたことに気付いていなかったこと。

初めての学園祭ではとても緊張して演奏したこと。
でも、結局ほとんど曲を完奏できなかったこと。
とてもギターの巧い同級生の存在を知って、刺激を受けたこと。
劣等感と自尊心。

学校の先生達の白い目。
軽音なんて学校に無かったこと。
メンバーの受験など、進路の影響。
メンバーによる、音楽に対する思い入れの違い。
メンバー・チェンジ、そして解散。その喪失感。


音楽雑誌に載せてもらったメンバー募集。
人や音楽との新しい出会い。
次々に発売される新しいエフェクター。
それを手に入れた時の喜び。
弾けなかったフレーズが、いつの間にか弾けるようになっていたこと。


もし、できることなら、いつかプロとして演奏することを夢想していたこと…。




そんなことを思い出しながら、新幹線で東京に帰ってきました(頭の中のBGMはジャニス・イアンの「17歳の頃」です)。広島で出会った彼らが、バンドや音楽をずっと楽しんで欲しいなぁと、心から願っているのです。



2012年8月26日日曜日

ジミヘンを見た!


ジミ・ヘンドリックス、略してジミヘンの演奏を初めて聴いたのは1975年のことでした。

僕がロックを聴き始めた時(1972年頃)にはすでに彼は亡くなっていて、今では信じられないかもしれませんが、ビートルズは別格として、60年代的な音楽は過去のものとして、比較的軽く扱われていたような気がします。1974年のミュージック・ライフ誌の人気投票ではジミヘンはギタリスト部門の16位。1位はジミー・ペイジでジミヘンとは4倍もの得票差、そんな時代もあったのです。

初めて聴いた時のことは鮮明に覚えています。自分にとって初めてのバンドの練習(キーボード担当の田舎の家で音が出せた)をしていた時、映画「モンタレー・ポップ・フェスティバル」のテレビ放送があって、メンバーみんなでそれを見たからです。ステージを転げ回りながら演奏し、最後にはギターに火をつけて粉々に壊してしまうのは、今ではあまりにも有名なシーンとして知られているのです。(映像、すぐに見られなくなりそうです…)



それを見たあとの自分の写真(16歳の時)が残っています。まずは自分でもマネしてやってみた、という所でしょうか。誰が撮影したのか、でもよく撮っておいてくれたな〜、と思います。ジミヘンの音楽の凄さを本当に理解できるようになったのはもっとずっと後のことではあります…。


僕が最も好きな彼の作品は2枚目にあたる「Axis:Bold As Love」です。一般的には名盤と言われているのは1枚目か3枚目なんですけど、たまたま最初に買ったアルバムがこれだったということ。10代の頃に初めて聴いた時の衝撃はもう味わえないんでしょうね。


右下のCDは90年代初頭のリミックス・バージョンで、これがなかなかに捨てがたい魅力で、上のリマスター盤だけでなくて、今でもときどき聴いています。

そんなわけで昔の雑誌をひっくり返して眺めていたら、ギターの広告が数多く掲載されているのに、フェンダーやギブソンの広告が無いのに気付きました。当時はどんな状況だったんでしょう。グレコやヤマハなどに混じって沢山のギターブランドの広告が載ってました。

こんなのや…、



こんな…、



…、



昔はこんなだったんですね。

JS-10の元祖みたいな製品の広告も載ってました。リズムマシンが付いたギターアンプ。これ、欲しかったんですよ〜。



初めてのバンドや初めてのライブの話もまた今度。