2011年5月29日日曜日

楽しくも反省と覚醒の夜

土曜日の夜(5月28日)、スターダスト・レビューのコンサートを中野サンプラザに観に行ってきました。ラッキーなことに、お誘い頂けたので…。

体が思わず動いてしまう、理屈じゃなく、音楽を純粋に楽しめてしまう、そんな凄いライブでした。

スタレビは80年代から、いろいろなイベントですれ違っていましたし、90年代以降は、KANさんとのジョイント・ライブなどで何度かご一緒させて頂いたこともあります。

なので、リハーサルやステージの袖で何度も見たこともありますし、何と、一緒に演奏させていただいたことも!

でも、初めて客席で観たスタレビは、僕の知っているスタレビとは全然違うバンドでした。お客さんを楽しませることに徹した演奏と、自らも楽しもうとする観客。その会場内の一体感は、僕にとっては衝撃的でさえありました。

僕は彼らの肩越しから演奏だけを見ていたに過ぎなかった。それはライブを観たことにはならない。そんなことにも気づいていなかったなんて…。

客席で、自分の中の何かが久しぶりに目覚めるような、そんな感覚を味わった気がします。自分もこのままじゃまだ終われない。もっと先に進みたい。そのために自分に出来ることは何か?

そんなことを考えさせられた夜でもありました。

感謝です。。。

2011年5月26日木曜日

何度も買ってしまうCD

音楽を仕事にしていると、CDを聴くのも「仕事の内」みたいなところもあるんですね。なので、普通の人に比べたら非常に多くのCDを購入します。元々音楽が好きで、沢山の音楽に囲まれて暮らしたいと思っていたのですから、その夢は叶ったと言っても良いのかもしれません。

昔からのロックファンは、本当に好きな作品は3種類位は買ってるんじゃないでしょうか?10代の時に聴いたアナログ盤、初CD化された時、リマスター盤、ボーナス・トラック入りなどなど…。



熱狂的なZepファンというわけではありませんが、この2ndアルバムもアナログ、初回盤、リマスター盤と3枚買っています。実家にはシングル盤もありました。(買った記憶がないので、弟のかも)

ビートルズは最近リマスター盤が発売されましたが、モノ・ミックスはまだ聴いていないんですよ。去年、いろんな人から煽られたので聴いてみたいけど、ボックス・セットしかないんで高いんですよね。

初期のCDで最も印象が悪い、スティーリー・ダンの「Aja」。アナログ盤の音が素晴らしかったこともあって、CDはリマスター盤が出るまではあまり聴かなかったほどです。


同じ作品を4回も買ったのはTOTOの2nd「ハイドラ」。発売日にわくわくしてアナログ盤を買ったのに、帰りに学校のトイレに置き忘れて紛失。でもめげずに、すぐに買い直し。結果、大好きな作品になりました。これも初期のCDは音が悪くがっかり。で、2008年に思い切って7枚組ボックス・セットを購入!しかし、これがまさかの旧マスタリング盤でした。もうTOTOのCDは縁がなかったと思って諦めます。

そんなわけで、部屋の壁中がCDで埋まってしまう状況になってしまいました。HDDに保存してCDを処分してしまう人もいますが、捨てるには忍びないと思っていたところ、ネットでコクヨから出ている「MEDIA PASS」なる商品を発見。これは、CDのプラスティック部分を除いたCD本体と紙の部分を、薄いビニール製のケースに入れることで半分以下の厚みにできるのです。


まあ、ちょっとした出費にはなりましたが、見事に部屋のCD棚は1/3ほどになりました。最近はダウンロードで買ってしまうこともあるのですが、今後はデータとCD、どっちで持っている方が良いでしょうね。

2011年5月23日月曜日

レコーディングという仕事

幸せなことに、今まで多くのレコーディングに参加させて頂いてきました。とはいうものの、僕はスタジオ・ミュージシャンとしての仕事よりも、ライブやデモ演奏の仕事の方がずっとメインでしたので、「多くの」とういう表現が正しいかどうかはわかりませんが…。それでも、少なくとも100曲以上がCDの形になって発売されていたはずです。

「少なくとも」という書き方をしたのには理由があります。例えば、タレントさんや俳優さんなど、特に音楽が本業でない方のレコーディングでは、ボーカル・パートの録音以外は、ご本人がいらっしゃらないことが多いので、「ところでこの曲はどなたのための楽曲ですか?」と関係者の方に尋ねておかないと、後でわからなくなってしまうこともあったのです。

ご本人にお会いできた場合も、その曲がデビュー曲で、後で芸名が変わってしまった場合とか、或いは、その楽曲そのものが発売されなかったりすることもあるんですね。完成したCDを頂けることもありますが、そうでないことも半々くらいだったでしょうか。なので、「全部で○△曲参加した」とは自分でも確認できないのです。

更に、レコーディングの仕事はCDとして発売されるものだけではありません。映画、ドラマ、アニメ、演劇、イベントなどに使われる音楽や、テレビ、ラジオのCMやジングルなどの他、あらゆる場所で流れている音楽は誰かによって作曲され、演奏されているものなのです。考えてみれば当たり前のことなんですけどね。

初めてレコーディングした曲がテレビから流れたのを聴いた時は、本当に感動しました。それは、とある製品のCMソング。15秒間だけですが、毎日決まった時間に流れるので、毎日飽きずに見てました。(ビデオ無かったしな〜)

逆に、自分の演奏した楽曲に思わぬところで再会することもあります。何気なく流れている音楽を聴いて、「これ誰の曲だっけ?何ていうタイトルの楽曲だっけ?うーん、思い出せない!」なんてことよくあるでしょう?恥ずかしいことに、自分で演奏しているのにも関わらず、そんなことになってしまうこともあるのです。

例えば、仕事で地方に行ったときのホテルや、どこかのホールの楽屋にあったテレビから流れてくる音楽、「このギター弾いてんのオレじゃん」 なんて数分経ってから気づくこともありました。

初めてのプロとして(?)のレコーディングからもう30年が経ってしまいました。レコーディングの環境は、当時と比べると大きく変わりました。自宅で最小限の機材だけでも、自分の音楽を作ることができる時代。それはかつてアマチュアだった自分が夢みた時代でもあります。この環境に慣れすぎずに、音楽への情熱、演奏する楽しさを持ち続けたいですし、その楽しさを、1人でも多くの人に伝えられたら、と思っています。

今まで他ではあまり書いたことはないのですが、自分のブログページなので、今までの仕事を備忘録として残しておこうかと思いました。それで「Database」というページを作ることにしました。もし、ご興味があれば上のタブからご覧になってみてください。ブログ記事に併せて、そちらも更新していくつもりでいます。

2011年5月19日木曜日

手帳、どうしてます?

去年、大掃除をしたら昔の手帳(スケジュール帳)が沢山でてきました。一番古いのは高校生の頃のものまで。バンドの練習やライブのことだけじゃなく、試験やバイトのスケジュールまで書いてありました。あんまりマメな性格ではないんですけどね。

基本的にはルーズリーフに手書きで日付を入れる方式で、1行ごとに記入してました。忙しい時期とそうでない時期が一目でわかります。1976年〜1993年までずっとこの方法でやっていたので統一感はありますよ。まだ携帯電話も無かった時代ですから、家にこのノートがあれば充分だったのです。

ちょっと前に書いた通り、1993年にMacを手に入れてから、何でもMacでやりたくなってしまい、「Now Up To Date」というソフトでスケジュール管理を始めました。紙に書くよりも、キレイでスマートな画面、当時はとても感動したものです。

月日は流れ、いつしかそのソフトの開発は終了。その書類を開くことさえできなくなってしまいました。つまり、その期間、いつどこで何をしていたのか全然確認できない状態になってしまったのです。幸いにも仕事のスケジュールだけはファイルメーカーProというデータベース・アプリに移していたので無事でしたが、他はアウト!うーん残念です。

2006年からは紙の手帳に戻しました。後で見たときに楽しいのは、スケジュールだけでなく、欄外にメモしたことや、忘れかけていた知人の名前を発見したり、ひとつの出来事から連鎖して、いろんなことを思い出すことなんですね。

今、グーグル・カレンダーやMacのiCalなど、クラウドで同期出来る便利なアプリが沢山ありますよね?勿論、僕も使っていますが、それだけに頼ってしまうのは、上記の理由でちょっと怖いかな?とも思っています。

結局、去年からは僕は「ほぼ日手帳」をマスターにして、iCalと持ち歩き用の小さいメモ帳に転記する方法にしています。「CDや本のちょっとした感想」、「自転車の走行距離」、「どのギターの弦をいつ張り替えたか」とか「どの楽器と、どのケーブルの相性が〜」など、自分にしかわからないメモをなるべく書くようにしています。何年かしたら楽しく眺められるでしょうか。

あとは字が汚いのだけ直ればな〜。

2011年5月16日月曜日

ダイエット、でもちょっと失敗

前回の続きっぽい話になりますが、今回はダイエットについて。「ダイエットしたけど、リバウンドしちゃいました」みたいな話ではありませんし、楽しい話かどうかは微妙なんですけど、書いてみたいと思います。

今から10年くらい前、2000年頃にちょっと太ってしまった時期がありました。ツアーなどで地方に行くと、各地の美味しいモノが食べられるんですが、酒を飲まないこともあって、つい食べ過ぎてしまうからだったんでしょうね。

結果、体重が70kgを超えてしまいました(身長は171cmです)。健康診断でも「食事療法指導」となってしまったので、食事を野菜&魚系に変えて、何ヶ月かかけて65kg位に落とし、再度、血液検査をしたら、無事OKを頂けて。まあ、ベスト体重はその位なんだろうと思ってました。

それから数年後、2008年に禁煙が成功し、変な自信がついてしまったようで、今度は「更なるダイエットに挑戦!」と1人で盛り上がってしまいました。タバコをやめると太ると言われていますし、その時点で体重が66kgになっていたこともあったので。

で、当時ベストセラーだった岡田斗司夫氏の本を読みました。


2008年10月9日、ケーズデンキに行って、一番安いデジタルの体重計を購入し、「レコーディング・ダイエット」をスタートしたのです。

他の体重計はもっと凄いんでしょうけど、この製品も身長と生年月日を入力するだけで、体重、体脂肪率、BMI値などいろいろなデータを見ることができて面白いんですね。これらの数値から「体年齢」なんていうのも見れるんです。この時点の体年齢は42歳、実年齢は49歳でしたから、何か得した気分です。

体重と体年齢だけを時系列に書いてみます。体年齢は体脂肪率の数値も影響しているようで、運動する(僕の場合自転車に乗ります)と下がる傾向にありました。

スタート時点(2008年10月9日) 66kg 42歳
1週間後 64kg(約-2kg) 41歳
1ヶ月後 61kg(-5kg) 38歳
2ヶ月後 58kg(-8kg) 34歳

この体年齢ってヤツが曲者で、別に見た目が若くなるわけでも無いのに、嬉しかったりして。2ヶ月後の2008年の年末には学生の頃の体重に戻り、メタボ検診も楽勝でクリア!ダイエット終了だ!と思っていたのですが、この体重減少が食事制限をやめても止まらなくなってしまったのです。

3ヶ月後の2009年1月には実年齢が50歳になっていたのに、体重&体年齢は下がり続け、4ヶ月後の2月には遂に54kg台、体年齢は30歳に…。

焦りました。必死に食べました。会う人みんなに病気を疑われました。

上記の本にはちゃんと「やってはいけない事」が書いてあるんですけど、これを守っていなかった結果だったんだと思います。体重が100kgを超えている人が何10kgも落とすような方法を、短時間にやり過ぎてしまったのだと思います。

今、ダイエットは全くしていません。結構沢山食べています。ハンバーガーとかは食べなくなりましたが、肉類、揚げ物OKです。3年経ってどんなに食べても、体重は59kg前後からあまり変化しなくなっているようです。体重計自体をたまにしか使わなくなりました。きっと、体質改善にはなったのでしょうね。

今、体年齢は以下の写真の通り。この程度で充分でしょう。



ってなわけで、自己改革第2弾は半分成功、半分失敗でした。ちょっと怖い思いもしましたが、良い勉強になったと思います。皆様もほどほどに。

でも、前よりもライブ時は体がとっても軽くなりました。だってストラト2本分の体重を落としたんですから…。

読んでくださって、ありがとう御座いました。




2011年5月14日土曜日

禁煙ギター

2008年5月23日。3年前にタバコを止めました。1日に2箱位吸っていたので、結構ヘビースモーカーだったわけです。今回は何で、そしてどうやってタバコを止めたのか、について書いてみたいと思います。

70年代に僕が憧れたギタリスト達、例えばエリック・クラプトンやジミー・ペイジなどは、いつもタバコを吸っているようなイメージがありました。アルバム・ジャケットやミュージック・ライフ(70年代の洋楽専門誌)に掲載されているインタビューやライブシーンの写真には、いつもくわえタバコの彼らの姿があったのです。そんなことに影響されて、僕はタバコを吸い始めたわけです。単純ですね。

近年は、喫煙所を探さればならなくなっていたり、タスポなるカードが無いと自動販売機で買うことすらできなくなったりしていた背景もあり、漠然とやめたい気持ちはありましたが、やめられないでいたのです。

3年前の5月13日。新しいギターを買いに行きました。「My Guitars」のページで紹介している63年のビンテージのストラトはライブからは引退させ、それの代わりに使える楽器が必要だったからです。ギターは家電製品などとは違い、個体差が激しく、好みのサウンドが得られるかどうかは実際に弾いてみないことにはわからないものなんですね。なので、お店に行って沢山の楽器を試奏させてもらい、気に入ったものがあればそれを購入するというのが、通常のパターンなのです。

高い楽器を買えば必ず良い音が得られるわけでも無く、しかも「弾き心地」のような抽象的な要素が入る一方、そこには予算という現実もあったり…。

当初、購入しようとしていたグレードのギターを何本か弾かせてもらったのですが、あまり自分のフィーリングには合いませんでした。そこで、もう少し上のグレードを弾かせてもらったところ、その中に弾きやすくて音も自分の好みにピッタリのギターがあったのです。が!それの価格は当初の予算の2倍を超えるものだったのです。

ギターは先にも書いた通り、同じものは存在せず、その時に購入しなければ他の誰かに買われてしまいます。諦めれば2度とその楽器は買えないのです。。。などと、お店で何時間も悩んだ末、買ってしまったわけです。それまで何本もギターを買いましたが、嬉しさよりも「こんなもの買って大丈夫か、オレ?」という気持ちになったのは初めてのことでした。そんなこともあって、「禁煙くらいしないとダメでしょ」という結論に至ったのでした。

決心してからは比較的簡単にやめられたような気がします。普通のキャンディやガムは使いましたが、あとは「禁煙セラピー」を読んだくらいでしょうか。最初の3日間位は辛かったですけどね。健康とかでは無く、ギターのためにならやめられたのは自分らしいかな、と思っています。

僕の使っているMacはウィジェット(デスクトップ・アプリ)を起動すると、いろいろなスケジュールと並んで、「禁煙から○○日」と表示されるようになっています。なので、冒頭の日付もすぐにわかるようになっているのです。(これを書いている今日で1084日目)

その時に購入したギター(ストラト2007年製)は「My Guitars」で紹介しています。楽器が好きな方も、そうでない方も、よかったら上部のタブで見てみてください。



2011年5月9日月曜日

Mac、面白いっす!

昨日まで、世間はゴールデン・ウィークだったようですね。お正月やお盆、クリスマス・シーズンから年末に掛けてなど、この仕事をしていると、そのような大型連休などはあまり関係ありません。というか、そういう時期にこそ、仕事をすべき時だったりします。

今日は薄曇りでしたが、暖かかったですね。午前中は銀座に行ってました。ツイッターにも一度書き込みしましたが、去年から銀座のApple Storeで「One to One」と呼ばれるレッスンを受けています。1週間〜2週間に一度、午後からは仕事ができるように予約を入れて。

習うことは何でも。写真、映像、Web、ビジネス系のアプリケーションから、Macそのものの管理や仕組みについてまで、予め疑問に思うことを沢山メモをしておいて、スタッフの方を質問攻めにします。毎回、違う方が担当してくださるのですが、皆さんイヤな顔1つせず、僕のモヤモヤした気分を晴らしてくれます。50分間、タイトル通り「1対1」で付きっきりで教えてくれます。

勿論、自力で本を読んだりネットで調べたりできることもありますが、その場でズバッと正解がわかってしまう爽快感。これが本当に楽しい時間なのです。

家にいるときは、音楽を作ったり原稿を書いたりなど、仕事をするのにもパソコンの前にいるので、遊んでるんだか仕事してるんだか…、傍から見たらわかんないだろうな〜、と思います。

そもそも、楽器を演奏することを仕事として、今まで生きてこれたことが、本当にありがたいことなんだと、最近特に思います。今後ともよろしくお願い致します。

2011年5月5日木曜日

捨てきれないモノ

新しいiMacが発売されたようです。これで去年の秋に買った我が家のiMacは、「旧iMac」と呼ばれることになるわけです。いつものことながら、やっぱりちょっと寂しいですね。

初めてMacを買ったのは1993年、LCⅢというモデルでした。最初は音楽制作に必要で、仕方なく買ったという感じでしたが、すぐに面白くてハマってしまいました。インターネットもまだ普及していない時代でしたから、コンテンツは自分で作るしかありません。中でも楽しかったのはデータベースを作ること。Jリーグの各チームのデータやアメリカのビルボード誌のチャートなどをチマチマ入力して遊んでました。今は何でもネットで調べられますから、「あれは何だったんだ?」っていう感じですけどね。

翌年には、長年務めさせて頂いているBOSSのエフェクター・セミナーにも導入しようと、ノート型のマックも購入。パワーポイントはまだ無かったので、「Macromedia Director 」というソフトでオーサリングした画面を使いながら演奏し、説明してました。当時は、見に来てくださった皆さんも驚いてくれたので、やりがいがありましたね。

その頃に使用していたマシンを今さら処分しようと思ったら、捨てるのにお金が掛かるようになってるんですよね?困ったな〜。

かつてPowerBook 540Cと呼ばれていたモノ。高かったのに…。

こっちは電源もまだ入るマシン。Mac OSは8.1。

デジカメやスキャナーも早い時期(1995年頃?)に購入しました。その頃に撮った写真を今見ると、画質は相当にひどいです。でも、 その時はとても楽しかったので、それでも全然OKです。 そんな写真もいつかこのブログでも公開しましょう。

カシオのQV-10。今でも一応、撮影可能です。

今ではパソコンを使えば、いろいろな事を誰もが簡単に作れるようになりました。でも、音楽も含め、コンテンツそのものはやっぱり人間が作り出すものですよね?多くのアイディアを実現するためにこそ、いろいろなツールを更に使いこなせるようになりたい。そして、もっともっと音楽とMacを楽しみたいと思っています!



2011年5月2日月曜日

音楽と生楽器の力

昨日、KANさんの昭和音楽大学管弦楽団とのコンサートに招待していただけたので、新百合ヶ丘に聴きに行ってきました。ロックバンドのライブとはひと味違う、大人数による迫力の演奏でとても良かったです。本人はアレンジ&譜面書きが大変だったようですが、学生さん達も楽しそうでしたし、相変わらずの面白MCも含め、素晴らしいコンサートだったと思います。

以前に、KANさんのレコーディングで生のストリングスの録音を見学させてもらったことがあります。(「Close To Me」という楽曲です)それまでもライブでオーケストラとの共演経験はありましたが、スタジオのモニター・スピーカーで聴く音色の素晴らしさは本当に圧倒させられました。

また、中国の楽器、二胡の録音にも立ち会ったことがあります。ヘッドホン越しにたった1音聴いただけでノックアウトさせられる美しいサウンド。かなりのインパクトがありました。

翻って自分の演奏にそのような「人を感動させる力」とか「1音だけで表現できる説得力」にはまだまだ足りないことが多すぎる、などと思っています。もっと本気でギター練習しないとな〜。

KAN「Superfaker」のPV収録時の写真です

昨日のコンサートの終演後、多くの方に「ブログ見てますよ−」と声を掛けて頂きました。ありがとうございます。がんばって更新していくつもりなので、今後もお付き合いいただければ幸いです。

P.S.
「Superfaker」のプロモーション・ビデオは、このブログの1回目に書いた若洲海浜公園で撮影されました。ビデオを持っている方は写真と見くらべてみては?