2013年3月27日水曜日

いよいよ明日発売!


僕が執筆を担当したムック本、「プロフェッショナル・エフェクター・テクニック」がいよいよ明日発売になります。今日、僕の家にも見本誌が届きました。表紙のデザインや本文中のレイアウトも洗練された仕上がりになっていて嬉しく思っています。


さてこの書籍、基本的にはエフェクターの組み合わせによるサンプル・セッティングを付属のCDで確認しながらご覧頂けるような内容なんですが、それだけに留まらない幅広いノウハウを全編に散りばめています。BOSSのエフェクターをお持ちの方は勿論、そうでない方でも楽しんで頂けるように頑張って書いたつもりです。是非、ご覧下さい!

今回は本誌の「まえがき」部分を転載します。

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まえがき

 楽器店の棚に並ぶ、無数とも思えるエフェクター。インターネットにはあふれるほどの情報。プロ・ギタリストの使用機材も調べればすぐにわかるような時代。一方で、どんな楽器をどのように使用して演奏を楽しむか、迷ってしまっている方も多いのではないでしょうか?

 全国、どこのスタジオやライブハウスにも置いてある JC-120と、どこの楽器店でも購入することができるボスのエフェクター。これらを組み合わせて良い音を作ることができればほぼ無敵ですね。この本は、そんなガイドとして活用していただけたらと思って作りました。

 筆者はボスのデモ・プレイヤーを長く務めさせていただいていることもあり、現行のボスのコンパクト全機種も含め、多数のエフェクターに囲まれた生活をしています。そんな中、個々のエフェクターの音だけでは判断できない、エフェクターの組み合わせによる音の魅力を日々、僕自身が感じています。

 この本の組み合わせをすべて試すことができる方はあまりいないかもしれません。ですが、この本の目的は単にサンプル・セッティングを真似て音を出すことだけではありません。「良い音を自分で判断するための考え方」、「エフェクターの選び方、見極める方法」、「1台のエフェクターも使い方、組み合わせ方で幅広いサウンドを構築可能である」ということを理解できるように書いたつもりです。自分でお持ちの機材を工夫して組み合わせるヒントになれば、と願っています。結果的に皆さんが「オレの方がイイ音作れるぜ!」なんてことになったら嬉しいです。

日頃の研究の成果をご覧いただければ、と思います。

中野 豊

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発売元:シンコーミュージック
タイトル:「プロフェッショナル・エフェクター・テクニック」
発売日:3月28日
判型:B5(CD付き)
定価:¥1,365

Amazonでの購入はこちら

2013年3月22日金曜日

今後のブログの予告編とか


ずっとブログをサボっていたので、書きたいことが沢山溜まっています。今回は普通の日記ですが、後日それぞれについて詳しく書きたいと思ってます。

タイトル&発売日決定!

まずは前回ご報告させて頂いた、僕が執筆を担当したムック本のタイトルと発売日が決定しましたのでお知らせします。

発売元:シンコーミュージック
タイトル:「プロフェッショナル・エフェクター・テクニック」
発売日:3月28日(木)
判型:B5(CD付き)
定価:¥1,365

ってなわけで、詳細については改めて。原稿や付属CDのレコーディングの裏側なども近日中にご覧頂けるようにしたいと思います。なにぶん初めての経験でしたので、いろいろと大変ではありましたが、勉強になりました。


Amazonで、もう予約ができるみたいです。何かドキドキします。よかったら是非!

広島でエフェクター・セミナー

今年も行ってきました広島に。今回も高校生の皆さんにギターやエフェクターやなど、機材に関することをレクチャーしてきました。いつものことながら、若い人達と音楽の話をするのはとても楽しくて。来場してくれた皆さんは楽しんでくれたでしょうか?自分の高校時代の話もまた書くつもりでいます。


今回は本番直前にトラブルが発生。あの丈夫なJC-120をうっかりミスで壊してしまったかと思いました。現場に機材に詳しい方がいて事なきを得ましたが、どうなることかと思いました。この件もその内に公開します。


ちょっとだけ広島観光

昨年も広島には何度か訪れていますが、日帰りやスケジュールの都合でゆっくり出来ず。で、今回は前日入りだったので、少し早い時間に移動して観光をしてきました。行ったことのない都道府県というのはとっくにないのですが、ツアーなどで訪れた場合は気持ちの余裕が持てなくて、観光ってあまりしたことが無いんです。とはいうものの、広島の場合、平和公園、宮島には行ったことがあったので、広島城を見に行くことにしました。


天守閣内の展示や解説パネルを見ると、やっぱりネットなどで得られる知識とは違って、歴史的な背景などを強烈に印象づけられるものなんですね。行って良かった〜。


帰りは広島駅で時間があったので、今回2枚目のお好み焼き。前回は「麗ちゃん」で食べたので今回は隣の「よっちゃん」で。満足満足。


念願のアレをゲット!

もうギターは買わないかも…、とか思っていたのですが、購入してしまいました、遂に!!ごく一部の写真を載せますが、これだけでこれがどんなギターがわかるような人が世の中にはわんさかいます。「簡単すぎる」という声が多数聞こえてきそうですが、正解がわかる方は是非、コメントしてください。


楽器は弾いてみないとわからないことが沢山あるということを改めて感じました。これも後日、詳細にレポートします。

2013年3月15日金曜日

「ちょっとしたお知らせ」と続・ギター弦の話


またまた間が空いてしまいました。ご無沙汰です。ブログは書けずにいたのですが、パソコンで文章の入力は毎日してました。

何と!今月末に僕が執筆を担当した初めての本が出版されます。波瀾万丈な私の半生を綴った本…ではなくて、エフェクターに関するムック本です。これまでも雑誌やローランドのサイトなどに原稿を書く仕事はさせて頂いてきましたが、今回は1冊の本になって発売されるということ。自分でもとても嬉しく思っています。正確な発売日が決定しましたら、近日中にTwitterやこのブログでご報告します。詳細に関してもその時に改めて…。

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前にギター弦についての記事を書いたことがあるんですが、まだいろいろと試行錯誤しています。(以前の記事はこちら

まずはアコギ弦について。
マーティンの「Custom Light」(011〜052)はテンション柔らかくて弾きやすい〜、と思ってはいたのですが、やっぱりパワー感が足りない感じがしてきたんです。普通のライトゲージ(012〜054)に戻そうと思って、楽器店でいろいろ物色しているとき、ダダリオのフォスファー・ブロンドのゲージをみてみると(012〜053)になっているではありませんか。よくよく見ると3弦も024で、わずかに細いゲージ。D-35の弦を張りかえたところ、メーカーが違うとゲージが同じでもテンション感が異なるので、一概には言えないところではありますが、弾きやすい上にパワー感もあって今のところ満足です。


今、ダダリオはキャンペーン中なのか、スピードくじがついてます。その場でシールを剥がすと・・・。やっぱりね…、今までアイス・キャンディーとかも当たったことないし…、そんなもんだよね…、くじなんか無ければそんなにガッカリしないのに…、なんて思ってその日は帰りました。


その数日後、いつも使ってるエレキ用の弦を近所の楽器店にまとめ買いしに行きました。1ボックスに3セット入ったものを2個。適当にレジに持って行くとお店のスタッフの方が、「くじ付きのもまだありますよ〜」といってわざわざ交換してくださり、シールを剥がすと…、


ヤッター!!ってなわけで、ラッキーなことにもう1セット頂けました。何かスゴク得した気分。折角なので普通はこの弦を使わないギターにこれを張ってみようと思いました。(失敗だったら元に戻せばいいし、無料だと思えばこそできる実験。セコイですか?)

デモ演奏で使いまくってるローランドのG-5(VGストラト)の弦。これまでは095〜044のセットを使ってました。デモの時はライブの時に比べると弾きまくりになることが多いので、細めの弦にしてたんですけど、ストラトの場合は010の音がやっぱりが好き。ということで実験してみた結果、これが大正解。しばらくはこのゲージにすることにしました。ギター弦って結構大事なパーツなんだ、ということを改めて確認した次第。今後もいろいろ実験してみます。

仕事も一段落したし、今後はブログ書きまくります、ってホントか?