2015年9月17日木曜日

技クラフト・シリーズのデモ・ビデオ公開!

ご無沙汰です。元気にしています。

おかげさまで、楽しくいろいろな仕事をさせて頂いています。今週からは執筆モードに入ってます。詳細が決まりましたら改めてご報告させていただきますね。

Waza Craft Series Demo

新規に5本のBOSSのデモ動画が公開されました。今回はその中の1本「Waza Craft Series」のデモ・ビデオをご紹介します。曲は昨年のイベントでは演奏していたものなんですが、「BD-2W」、「SD-1W」、「DM-2W」をフィーチャーして新たに録音しています。まずは動画をご覧ください。



このビデオ、前半はイメージ・ビデオ風ですが、後半ではフレーズごとにどんなエフェクター設定で演奏しているかがよくわかるような編集になっています(音声は同じです)。なかなか良いサウンドで録音できたと思っているのですが、いかがでしょうか?さすが、SD-1W & BD-2W、名機ですね。ちょいと解説してみましょう。

バッキングはブロンド(白)のストラトをBD-2Wに接続して「Blues Cube Artist 212」を鳴らしています。アンプはクリーン・チャンネルを使用。イントロだけDM-2Wを掛けています。DM-2Wらしいマイルドなディレイ音です。


前半のオブリ風のリードはギブソンのレスポール・カスタムをそのままBD-2WとDM-2Wを使用。BD-2Wの【GAIN】だけをやや上げ、バッキングと同様に「Blues Cube Artist 212」を使いました。特に苦労することも無く、図太いサウンドに録れました。録音にBlues Cubeを初めて使ってみましたが、BOSSの歪み系との相性は極めて良好です。

中盤からのリードは「サンバーストのストラト→SD-1W→DM-2W→マーシャル」というセッティング。マーシャルはリード・チャンネルを使い、この曲ではSD-1Wはブースター的に使っています。アンプ側が歪んでいるのにヒステリックな感じにならないのは、マイルドなSD-1Wとアナログ・ディレイのDM-2Wの組み合わせならでは、という部分にも注目して聴いてみてください。曲の最後にDM-2Wの発振音を入れたらイイ感じに仕上がりました。

撮影の裏側
いつもは、リハーサル・スタジオ的なところで撮影することが多いのですが、今回はレコーディング・スタジオのブース内に機材を置いての撮影。


音は僕自身が持ち込んだMacBook Proに直接録音。マイクの立て方もいつもとは違う方法で録ってみました。いつもはアンプの近くに立てた(オンマイク)ShureのSM-57をメインにほんの少しだけルーム・アンビエンス用マイクを混ぜる方法を採ってきたのですが、今回は音色によっては57の代わりにゼンハイザーのMD421を使いました。更に、オンにAKGのC414というコンデンサー・マイクの音も同時に録っておき、ミックス時に加えています。


撮影される被写体になりながら、自分で録音のオペレーションをするのは大変ではありましたが、非常に勉強になりました。


BOSSの新製品も続々と発売になっていますし、個人的にもブログに書きたいネタがいろいろと溜まっています。今後はボチボチ更新していくつもりなのでよろしくです!