2019年12月9日月曜日

近況と今後の更新予定

またまた、ご無沙汰です。こちらは元気です。ブログの更新が滞ってしまい、申し訳ありません。

いくつかの時間を要する案件が片付いたので、最近はゆったりと過ごしています。今回は軽く近況など…。

近況(主に仕事のこと)

今年はライブやセミナーよりも制作系の仕事が多かったです。高校の軽音楽クラブの生徒さんたちに向けたセミナーを除けば、生演奏で行うデモは少なかった印象。現在は自宅のネット環境で何でも簡単に聴ける時代ですからね。


今年発売されたBOSSの新製品、新しい機能を搭載したループ・ステーション「RC-10R」、ツイン・ペダル・シリーズの後継とも言えそうな「200シリーズ」、コンパクト・シリーズのデジタル・ディレイのリニューアル、そして、先週発表になったギターシンセ「SY-1000」やヘッドホン型ギターアンプ「WAZA-AIR」など、ユニークな機能と先鋭的なサウンドを備えたモデルが次々に登場しました。いくつかのモデルでは、プリセット・パッチの作成などで関わらせて頂いています。


2018年3月に出版された「BOSS GT-1の教科書」は、この手の書籍としては異例のロング・セラーになっています。おかげさまでなんと!現時点で第7版まで増刷されています。まあ、それだけ「GT-1」の実機が売れ続けているということ。ありがたいことです。そんなわけで、新刊を執筆する機会はなかったのですが、原稿の依頼は増えました。「GT-1000」のムックの発売に関する問い合わせも頂いていますが、いまのところ予定はありません。シンコーさんなどに要望が集まれば、実現するかもしれませんね。


Myスタジオを手に入れたことにより、自宅で快適に作業できるようになりました。先月は、来年発売予定のCDに収録される楽曲をまとめてレコーディング。ただ、商用スタジオとは異なり、部屋鳴りの少ないデッドなスタジオなので、実験しながら時間を掛けて録音しています。特に、アコースティック・ギターの録音では「こんなに良い音で録れるのか!」と感激する反面、もっと高品位なコンデンサー・マイクが欲しくなってしまいました。エレキ・パートは「GT-1000」だけで問題無し!


少し前のことになるのですが、ヴィンテージのアコギを購入してしまいました。ギブソンの1959年製「Country Western」というモデル。近い内にこのブログでご紹介しますね。


そして、来年の2月からはZeroさんの全国ツアーの予定。どんな機材で臨もうかと考え中です。

今後のブログについて

実は、Roland/BOSSの仕事を始めてから今年で30年。そう、30年前の平成元年(1989年)は僕にとって大きな転機となった年でもありました。今後は、平成の30年間を振り返るような記事や、以前のように、プライベートなこともざっくばらんに書いていきたいと思っています。もちろん、これまで通りにBOSSの製品レビューも更新していきます。とりあえず、次回は「SY-1000」のレビューの予定。情報解禁まで、今しばらくお待ちください!


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