2014年11月15日土曜日

新戦力入手!〜Music Man LⅢ

今月は楽器フェアなどのイベントの他に、ライブの仕事も数本決まっていて、最近はその準備もしています。以前は、曲ごとにそれに相応しいギターに持ち替えてプレイしていたのだけれど、複数のアコギやチューニング違いのエレキを用意するだけでも結構な本数になってしまうのが悩みの種。なるべく1本のギターでいろいろなサウンドで演奏できるようにしたいのですが、条件があったりするわけです。

1. シングル・コイルとハムバッカーの両方を搭載していること。ストラトっぽい渋めのサウンドと「ガーン」とロックなパワーコードが弾けるギター。

2. 22フレット仕様であること。上のE音が必要な曲があるので。普通のフェンダー系は21フレットだし、所有しているギブソンは全てハムバッカー仕様なのでNG。

去年はこの条件に合う「VGストラトキャスター=G-5」を多用していたのですが、今回はちょっと違うギターを使ってみたくなりました。



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Music Man LⅢ

実は、新しいギターを1本入手して試しています。それがこのスティーヴ・ルカサー・モデル、「LⅢ」。ここのところ、フェンダーやギブソンなど、定番のギターを弾くことが多かったのですが、ミュージック・マンのこのギター、それらと比較しても引けを取らない仕上がりで、かなり気に入ってます。


今回の条件に合っているだけでなく、サウンドもガッツがあるし、何より細身のネックで弾きやすいのが嬉しいモデル。ルカサーというとEMGのピックアップのイメージがありますが、これにはディマジオのパッシブ・タイプが搭載されています。「HSS」ですが、ハム×2の仕様もあるみたいです。


パッシブのピックアップなんですけど、プリアンプが内蔵されているのも特長。このようなピックアップ・レイアウトの場合、各ピックアップの音量や音質のバランスを取るのが難しいのですが、ドライバーを使って写真上部の青い部分を調整可能。自分の使いやすい設定にできるのです。(シングルの音量をハムに合わせて微調整できるということです)


さらに、ボリューム・ノブをプッシュすることで内蔵のブースターをオンにできます。こちらも音量の調整が可能です。


チューニングもロック式のペグ搭載ということもあって、アームをかなり使っても安定しています。


上が4弦、下が2弦。最初の頃は間違えて操作してましたがもう慣れましたよ。


というわけで、次のライブでこのギターを使うのはほぼ確定。あとはエフェクターをどうするか。リハの現場に持ち込んで、まだまだ試行錯誤する予定です。

そういえば、スティーヴ・ルカサーが作ったBOSSのGT-001/100のパッチをネットでダウンロードできるのはご存じでしょうか?ご本人はこのビデオでLⅢをプレイしていますが、ストラトなどで弾いてもかなりイイ感じです。GTを持っている方は是非!






2 件のコメント:

  1. 実用的で良さげですね!トレモロはダウンオンリーなセッティングですか?

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    1. このギターはフローティングがデフォのようで、そのまま使用しています。チューニングが狂わないので、アームを多用してしまいますね。

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