昨年から公開されている「クイック・スタート・ビデオ」の制作にも関わらせて頂いています。製品の基本的な操作をわかりやすく解説しているビデオで、購入したユーザーが紙のマニュアルを読まなくても、すぐに操作して頂けるようにするためのもの。これまでに以下のモデルの動画を制作しています。(それぞれYouTubeへリンクしています)
・ES-5(スイッチャー)
・ES-8(スイッチャー)
・RC-202(ループ・ステーション)
・VE-8(ボーカル&アコギ用エフェクター)
・GT-1(マルチ・エフェクター)
・KATANA Amp Series(ギター・アンプ)
・Acoustic Singer(アコギ用アンプ)
・MS-3(スイッチャー&マルチ・エフェクター)
・GT-1B(ベース用マルチ・エフェクター)
シンセサイザー、ベース、コーラス、タンバリン(?)まで、ギター以外にもいろいろ演奏しています。
このプロジェクトでは、台本自体はBOSSに用意して頂いていますが、演奏と編集は僕が担当しています。Adobe社製の「Premiere Pro」というソフトを使ってのビデオ編集。面白いんだ、これが。
自宅での撮影風景
今年の上半期までは、ローランド浜松本社内のビデオ用のスタジオで撮影。こんな感じです。
ところが、わざわざ浜松まで行かなくても撮影できるかも、ということに気がついて、6月に公開したMS-3の動画からは、自宅で撮影することになりました。しかも、たったひとりで…。文具店で購入した白いケント紙を敷き、3台のLEDライトを当てて撮影していきます。自分的には、ライティングが一番難しいかも。MS-3の場合は2台のカメラを使い、実機全体とディスプレイ部分のアップを狙います。
本体のケーブル接続の説明をするシーンを撮るときは、ミニ・スタジオ的な台を用意。
ローランドのスタジオでは演奏を同時に撮っていましたが、自宅ではスペース的に無理。なので、演奏シーンだけは別撮りしています。このビデオ収録では背景の布の皺が映ってしまったのが反省点。でも、背景にライトを強く当てることで回避できることを発見!GT-1Bのビデオでは問題解消しています。
該当のモデルを購入した際には、是非、参考にしてください。
RV-500とMD-500のデモ・ムービー
チュートリアル・ビデオではなく、製品のプリセットを聴かせるデモ・ムービー的なものを、とBOSSからのリクエスト。普通に自宅撮影の雰囲気でOKということだったので、自室の作業机を背景に撮ることにしました。しかし、字幕もナレーションも無い動画では間が持たないし、完全自撮り環境ではカメラ自体を動かすこともできません。そこで、カメラの数を増やす作戦にしました。古いコンパクト・デジカメやiPhone 6sも動員しての4カメ体制です。部屋の中は機材でゴチャゴチャ。4台のカメラのスタート・ボタンを押し、音を収録するDAWの録音をスタートさせてから演奏するのは結構、緊張します。
iPhoneのカメラは、画角がどうなっているかを確認できないので、裏側に鏡を置いて液晶画面が見えるようにしています。
どちらのモデルも96kHz32ビットという高音質仕様。この動画でもなかなか良い音で録音できたと思っています。因みにアンプは「WAZA Amp Head」のラインアウトを使用。これも素晴らしいアンプなので、後日にレビューしますね。RV-500とMD-500の動画も是非、ご覧ください。
今のところ、ユーチューバーになるつもりはありませんが、自分でビデオを撮影する方法がわかったので、ブログ用にも何か撮影してみようかとも考えています。
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