去年はいつになく、ガットギターを弾く場面が多かったのですが、15フレットあたりを使用するフレーズを指定されることが多くて困りました。通常のガットギターは12フレットでボディとネックがジョイントされているので、高音域は非常に弾きにくいからです。タカミネの12フレット以上は、今まであまり使っていなかったのでサビているほど。
そんな悩みを解消したくて先週購入したのが、Godin(ゴダン)というカナダのブランドの「Multiac Nylon SA」というモデル。(今後は、もうギターは買わないなどと表明するのはやめときます)ローランドのイベントなどで時々借りていたので、このギターの素晴らしさは認識済。でも、「ライン専用でマイク録りできないこと」、「見た目がアコギっぽくないので、観客にアコギをプレイしていることが視覚的にわかりにくいこと」なんてことがあって手を出せずにいたのです。
15フレットジョイントに加え、カッタウェイ仕様。通常のガットと比較すると、やや細身で薄いネック形状に仕上げられており、弦高もかなり低めに調整されているので、とても弾きやすいです。ボディはソリッドではなくて中空構造になっていて、生音でもそれなりの音量で鳴ります。それでも通常のアコギに比べれば小音量なので、マンションなどで練習するには丁度良いレベルです。軽量なのも良いですね。もっと早く買えば良かった〜。
使用されている材の品質も高く、滑らかで高級感のある仕上がり。トップはSpruce、バックとネックはMahogany、指板はEbonyです。
ピエゾ・ピックアップによるサウンドもリアルそのもの。以前にローランドのアコギ用アンプ、AC-33で鳴らした時の感動が甦りました。3バンドのEQ搭載。ミッドの帯域を700Hzか1200Hzに切り替えることができます。
このギターのもう一つの魅力はGK対応、つまりギターシンセのGR-55などを一緒に鳴らすことができるところ。通常のガットのサウンドにパッド系の音を混ぜると、エレキでは味わえないゴージャスなサウンドに仕上がります。
実は、もう一つこのギターに期待しているのはGR-55などを経由してのMIDI出力機能。GK搭載のエレキギターでも入力自体は全く問題無くできますが、ナイロン弦独特の、特にコード演奏時の弾き心地が気に入ってます。入力後にエディットはしますけど、僕にとっては鍵盤に比べたら遥かに素早く入力できる便利なツールにもなりそうです。
数えてみたら、ローランドさんから借りているG-5や、ベースなどを含めると27本もの楽器が家にありました。ちょっと整理しないとヤバいかも…。
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ブログ自体はちょっとサボってましたが、今月はいろんなことがありました。書きたいことが溜まっているので、多めに更新する予定。また、読みに来てください。
期待しています!個人的には中野さんが駆け出しだった頃のお話なんかも興味が
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ありがとうございます。そんな話も書いていくつもりです。
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