2012年7月13日金曜日

JS-10レビュー#3〜エフェクター編

いよいよ明日(7月14日)発売されるJS-10。予約されている方は楽しみですね。期待を裏切らない製品に仕上がっていると思いますよ〜。


前モデルJS-8とJS-10を並べて撮影してみました。



さて、今回は内蔵のエフェクターについて解説してみようと思います。

パッチ・セレクト&エディットの方法

前回ご紹介した通り、プリセット・ソングを選ぶだけで自動的にエフェクト・パッチが選択されるパッチシンク機能が搭載されているので、後はギターを弾くだけで良いのです。

でも、もし違うサウンドで演奏したいといった場合には、いろいろな方法で音色を変える方法が用意されています。

・その1
右カーソルボタンで2段目を反転させ、130個のプリセット・パッチの中から選ぶ方法。



・その2
「EFFECTS」ボタンを押して【CATEGORY】と【PATCH】から選択。各カテゴリー(=ジャンルですね)に対し、10個ずつバリエーションがあります。


・その3
選んだ音色の微調整は【EZ EDIT】機能が便利。横軸で歪みの量、縦軸は主にミッドレンジの鳴り方が変化します。

この画面で[AMBIANCE]を選べば、リバーブ量なども調整可能です。



・その4
勿論、フル・パラメーターをエディットして自分だけのサウンドを作り、保存することも可能です。

中身が最新のマルチ・エフェクター=GT-100相当ということなのですが、JS-10の新しいスピーカー・システムとの相性もバツグンです。


因みに[EZ CHAR]は【EZ EDIT】時の(マトリクス画面のヤツ)のSOLO< >BACKINGを動かした場合は、ここの値が変化しているのです。「SMOKY」が簡単に弾けるようになるパラメーターではありません…。

ここで、前モデルJS-8とJS-10のスイッチ部を比較してみましょう。




「8」にあった【SOLO】スイッチが無くなった代わりに、「10」には【AMP】スイッチが搭載されました。このスイッチを押すことによって、アンプのパラメーターにすぐにアクセスできるようになりました。最初の内はEZ EDITなどは便利なのですが、音作りに慣れてくれば、アンプのパラメーターを直接変更する方が早くなってくると思います。個人的にもこのスイッチは嬉しい仕様変更だと思ってます。



同時に使用可能なエフェクト数

JS-8では「FX」としてコンプや歪み、ワウ、モジュレーション系エフェクトの中から1個を選ぶ仕様だったのですが、JS-10はそれらが独立して使えるようになりました。ユニヴァイブ&ファズ&アンプ(ジミヘン)、OD-1&フェイザー&アンプ&リバーブ(エディ)などのサウンドもバッチリ再現できます。

これはJS-8の画面です。


12種類の歪み系や…

独立したモジュレーション系が同時に使えます。

エクスプレッション・ペダルによるワウも勿論可能ですが、オートワウとオクタバーはカットされました。まあ、普通のセッションには要らないということでしょう。

実は最近、このJS-10を使ってベースを弾いて遊んでいます。JS-10はベースをつないでもとても良い音がするのです。次回はそんな話を書こうと思ってます。


続きは以下でどうぞ!



2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    こちらの記事を拝見してJS-10を購入しました。
    JS-10ではオートワウが削られてますが、エクスプレッションペダルEV-5を繋ぐとワウ機能/Volコントロール機能が使えるので充分です。
    あと他のモデリングアンプとは違って、JCやフェンダー、VOX、マッチレスみたいなクリーン系のアンプセッティングで、ゲインを少な目にすると外部エフェクターの乗りも悪くないと思います。
    ただ、内蔵のアンプ(+OD/DS)で事足りるんですけどね(笑

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    1. 返信遅れてしまい、申し訳ありません。コメント、ありがとうございます。いろいろな使い方ができる製品です。是非、お楽しみください!

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