「タカミネ」というのは高峰楽器製作所のギター・ブランド名。僕が所有しているタカミネのエレアコ=「PT-108」はギターケースにしまったまま長年ほったらかし状態でした。昨年、「久しぶりに引っ張りだして弾いてみたら結構良かったので、弦を張り替えてチューニングをした」というところまでは「My Guitars」内に書いていたのですが、再びライブで使い始めています。
このギター、ペグの頭の部分(ペグボタンというらしい)がプラスティック製で、5弦用のものにはうっすらとひびが入っているように見えていたんですが、遂に割れてしまいチューニングができなくなってしまいました。
そこで、代替えのパーツは無いものかとネットでいろいろ調べてみるうちに、素敵な木製のペグボタンを発見。さっそく注文してみました。到着するまでのワクワク感が堪りません。
結果はネジのサイズが合わずNG。「古いモデルの場合、装着出来ない場合がある」と注意書きがあったので完全に自己責任です。ペグボタンのネジ穴にもいろいろなサイズがあるとは知りませんでした。高級感があってイイ感じなんだけどなぁ。残念…。
試しにPRSのCustom24のペグを外して付けてみたら何とピッタリ。その情報を元に、ギターにメチャクチャ詳しい古くからの友人に助けを求めたところ、たまたま同じサイズのペグが余っているということで譲って頂きました。
6個全てを金属製のボタンに変更すると、質量がかなり変わってしまうので、低音弦側のボタン部だけを交換。無事に使用可能になりました。見た目のバランスの悪さは気にしないことにします。
アコギ用プリアンプ=BOSS AD-8との相性もバッチリ。このギターのような普通のピエゾ・タイプのピックアップ搭載のギターとの組み合わせは特にオススメです。エレガットのPT-307も併用しているので、別々の設定をメモリーし、切り替えて使用しています。
ツアーに機材を持って行くと、ケースはかなりボロボロになりますが、このギターのケースも見ての通り。飛行機に乗る時に手荷物に付けられるタグの残骸も沢山残っていました。現在のテープ形状のものとは違い、こんな紐付きのタグが付けられていたことを思い出しました。意図的に残していたわけではないんですけど。
メンテナンスが必要なのは楽器も体も一緒ということですね。どちらも大事に使っていきましょう。
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