2011年3月24日木曜日

最近のお気に入りの音楽たち

今月は仕事があらかた飛んでしまったので、家で過ごしていることが多く、こんなにもまとまった時間が取れるのも久しぶりだったので、沢山の音楽を聴いています。

僕は家ではCDをiMacにリッピングし(AAC)、それをiTunesで再生して聴いています。ところが、オーディオ再生に特化した専用のプレーヤー系ソフトはサウンドがiTunesとはかなり違う、との記述をネットで見かけたので、サード・パーティー製のいくつかをダウンロードして試してみました。確かに音は違いましたし、アプリによってもキャラクターがいろいろで非常に面白かったです。「Audivana」っていうソフトはハイファイでiTunesに対極にあるサウンド、有料の「Fidelia」はその中間っていうのが個人的な印象です。

このような再生系の機材やアプリをテストするときには、自分が聴き慣れたCDを使用します。数年前から、iTunesの中に「リファレンス用」というプレイリストを作成して、いろんなタイプの曲を登録しています。このリストは必然的に自分が聞き込んだ楽曲が並ぶことになるわけなんですね。

リストは登録順に並んでいて、古い方(リストの上側)は洋楽が多く、ジェームス・テイラー、サラ・マクラクラン、パット・メセニー、アヴリル・ラヴィーンの1st、マルーン5の2nd、リンキンパーク、エリック・ジョンソン、グリーンデイ、Muse、などなど。

ところが真ん中より下はマキシマム ザ ホルモン、チャットモンチー、Superflyの1枚目、Perfumeのシングル曲、ミスチルの「SUPERMARKET FANTASY」の収録曲などが並んでいます。

そう、ここ2年位は以前に比べて日本のアーティストの作品を聴くことが多くなりました。きっかけは、マーティー・フリードマンさんの「い~じゃん!J-POP」を読んで、「外人さんが聴いた日本の音楽」への視点がとても新鮮だったことかもしれません。なるほど!ということで周りの若い友人達のお勧めのCDを片っ端から聴いていったらハマってしまいました。

特に2009年は僕にとっての名盤が目白押し。RADWIMPSの「アルトコロニーの定理」、元エルレガーデンのギタリストの「Nothing's Curved In Stone」のデビュー盤、相対性理論、チャットモンチーの「告白」、Factのデビュー盤、くるりの「魂のゆくえ」、インストのポストロック=toeの2ndなどをよく聴いてました。

また、昨年(2010年)はKANさんのライブで、日本を代表するアーティストの方々と同じステージに立てる、という素晴らしい経験をさせて頂きました。事前にそれぞれのアーティストの作品を聴くことで、一層、楽しさを味わえたと思っています。ギターの腕前も相当なアーティストも多かったので、勉強にもなりましたし、多分すごく影響されてると思います。

今の日本の若いアーティスト達は、その立ち位置の違いこそあれ、自由奔放に音楽を作っているような気がします。音楽業界はビジネスとしては縮小しているとよく言われますが、音楽そのものに関しては多様性や品質は増しているように感じているのは僕だけでしょうか。

自分も演奏技術や音楽的な知識は勿論、感性ももっともっと磨いていかなきゃな〜、なんて思っています。

2 件のコメント:

  1. アイシクル・ピンク2011年3月24日 21:56

    後半の、
    >今の日本の若いアーティスト達は~
    の部分、同感です!!

    もちろん、時代の変化と共に新しい音楽が生まれているという事もあると思いますが、何より「今、このジャンルがブームなんですっ!」という傾向があまり無いなぁ…
    って思います。

    様々な音楽に触れることによって、いろんな心の動きがあって、中野さんのようなプロのミューシャンの方々は、その心の動きが作品に反映して。
    そして、中野さんの演奏で、また心を動かされる人がいて。

    いいですね。

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  2. 僕もitunes使ってるけど、再生専用ソフトなんてあるんですね、知らなかった!
    中野さんの再生環境(スピーカーとか)、楽器・録音機材なんかも今度教えてくださいねー♪

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