2013年2月13日水曜日

こんな風に撮影しています


先週は東京と大阪で行われた、ローランドの新製品発表会で演奏してきました。コンパクト3機種に加えて「CUBE Lite」というアンプが今回の僕の担当。いろいろなサイトで動画や音声が公開されているようですね。アンプのレビューも近日中にアップ予定です。

 さて、このブログでも公開しているエフェクターのデモ・ムービー、ご覧頂けたでしょうか?元々はDVDとして楽器店で配布することを前提として制作されていた映像も、新製品が発売される毎に追加され、現在ではローランドのサイトやYou Tubeなどで公開されてきました。生産が完了している製品も含めたらかなりな本数を撮影してるんですよ。今回はこのムービーの撮影時の写真を公開します。


初めてのビデオを撮影したのはもう10年近く前になりますが、撮影場所はずっと同じ、東京にあるローランドのスタジオです。撮影や録音で使う機材は少しずつ変わってきていますけどね。手元の画像を中心にいくつものカメラを同時に使って撮影していきます。

アンプはいつものようにJC-120を2台。ステレオで鳴らし、それぞれをシュアーのSM-57をスピーカーユニットの中心よりもやや外したところにセット。オフマイクはAKGのC3000Bを2本。これはミックス時にほんの少しだけエアー感を足すために使います。JCのツマミ位置は、トーンは全て12時、ボリュームは9時位です。


エフェクターは3機種でしたが、それぞれの良さを更に引き出すために既存のエフェクターと組み合わせました。この仕事に関しては基本的には全て現場処理で、いろいろ試行錯誤しながら音を作り、その音からインスパイアーされたフレーズを録音する、といった手順です。下は試行錯誤ぶりがわかる写真でしょ?


ずっとオケはDR-880を使ってきたのですが、今回はJS-10のバッキング・パターンを使いました。作ったサウンドのマッチングは良かったんじゃないかと、自分では思っています。


マイクやJSのラインはOcta-Capture(オーディオ・インターフェイス)を経由して、PCのSonarに録音。


何テイクか録音しながらベストを選ぶのですが、結局「テイク1」を使うことが多いですね。最初の勢いっていうのが大事なんです。下はプレイバックを聴きながら使うテイクを選ぶの図。


今回はギターを3本使いました。BOSSのビデオでは初めて「レスポール・カスタム」を使ってみましたが、JC−120やDA-2との相性も良かったです。他はいつものストラトとレスポール・スタンダードです。各ギターの詳細を見たい方は上の「My Guitars」のタブ内に簡単な紹介を書いていますので、よかったらどうぞ。


今週と来週はライブの仕事があって、「DA-2」と「TE-2」を使用予定。また、現場で写真を撮ってきてご紹介します。

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