2018年5月13日日曜日

GT-1000をライブで使ってみた!

ご無沙汰しています。

おかげさまで、シンコーさんから発売された「BOSS GT-1の教科書」が予想以上に好評で、何と重版が決まりました。購入して頂いた皆様、ありがとうございました!引き続きよろしくお願いします。

今回は、話題沸騰のマルチ・エフェクター「GT-1000」をライブで使ってみたので、その使用感などをレポートします。


その前に、昨年の秋以降の機材の使用状況をご報告します。


最近のライブで使用しているギター本体とアンプ

ここ数年は大きな変化はありません。



・Music Man LⅢ:この現場ではこれがメイン。リア・ハムが搭載されていること、22フ
          レットの音域が必要な曲があることも採用理由。
・Fender Stratocaster(1976年製):半音下げチューニング用。
・Martin D-35:メインのアコギ。
・Godin Multiac Nylon SA:ナイロン弦のエレアコ。

Blues Cube Artist:最近はアンプはこればっかり使ってます。

2017年の下半期の足元のセット

2017年の秋から年末に掛けてのZEROさんのライブ用のセット。「MS-3」をメインに、コンパクト数種を組み合わせ。アコギ用にはプリアンプ「AD-10」を使用しました。この写真を撮影したときのライブはビデオ収録され、先日BS FUJIでフルサイズで放映されました。自分で言うのもナンですが、ギターもイイ音してました。


・MS-3
BOSS「MS-3」はスイッチャー機能とマルチ・エフェクターが合体した大人気モデル。
好みのコンパクトを3個あるループに接続可能。写真のMad Proffessor製「SHOD」は不使用。BOSSの「DA-2」がメイン。たまに左側の「RIOT」を使うような感じ。MS-3本体のチューナーは使わずに「TU-3W」を常時起動しておくことでいつでもチューニングできるようにしました。サウンドの劣化も全くありません。


使い方にもよりますが、エクスプレッション・ペダルの「EV-30」やフット・スイッチ「FS-7」などを併用するとさらに機能を拡張できます。

以前の紹介記事はこちら

 ・JB-2
BOSSとJHS社のコラボによって開発された、これまでの常識を覆すモデル。「JB-2」はJHS社の「ANGRY CHARLIE」とBOSSの「BD-2」の回路が2イン1に搭載されています。



「JHS(=J)」側はアンプライク(マーシャル的?)な歪み。



BOSS側のサウンド(=B)はBD-2よりもややミッドが強い印象。モードの設定で、2つの音を切り替えることも、直列での接続(順番も選択可)、並列してミックスすることもできます。僕自身は「BOSS」単体をブースターとして使ったときの音が好み。「BOSS」で「JHS」側をブーストしたロック・テイスト溢れるサウンドも良かったのですが、今回の仕事には合わなかったので使いませんでした。

・AD-10
AD-10」は昨年発売されたアコギ用のプリアンプ/マルチ・エフェクター。プリアンプ機能以外にEQ、MDPコンプ、アコースティック・レゾナンス、コーラス、空間系などをフル搭載。ノブ操作で軽快にサウンド・メイキングが可能です。ソロ時などに使えるブースター機能も秀逸なアイディアです。フォーク・ギターとガット・ギターも、ケーブルを接続したまま、スイッチ1つで持ち替えが可能です。


セッティングをパッチとしてメモリーできるのですが、僕はマニュアル・モードで使ってます。2本のギターのキャラ違いを補正するために前段に「GE-7(グライコ)」を接続しています。

GT-1000

で、ここからが本題。

GT-1000」は96kHz32bitの高音質を誇る最新鋭マルチ・エフェクター。今年発売されて以降はこれをメインに使っています。「GT-1000」とはナンジャラホイ?というかたはこちらの記事も併せてご覧ください。現場ではこんな感じ。


今回は、リハ日数が少なかったのでサウンド・チェックに時間が掛けられず、「AIRD」のプリアンプは不使用。でも内蔵の歪みを組み合わせるだけでも非常に良い音を作れました。中でも、MDP仕様の歪み系が新搭載されたので、外部センド・リターンを使う必要さえありません。「A-DIST」、「X-OD」、「X-DS」という3種のMDPによる歪みタイプが搭載されているのです。


僕自身は歪み系に関しては、「A-DIST」をメインにリード時だけ同一パッチ内で「X-OD」でブーストするような使い方が好みでした。「STOMP BOX」という新機能を使うことで、コンパクト・エフェクターをスイッチャーで制御するような感覚で使えます。


クリーン系では、よく使うコーラス、ディレイ、トレモロなどをCTLにアサイン。コーラスは青、ディレイは白、トレモロは緑にLEDが点灯するように設定し、1個のパッチ内で切り替えてプレイできるようにしています。だから、20曲以上を演奏する場合でも、エレキ用の使用パッチは5つだけ。


足元はGT-1000のみでスッキリ。セッティングする時間が大幅に短縮されました。


実は、アコギもGT-1000に接続しています。GT-1000の「MDPコンプ(X-Comp)」やアコースティック・レゾナンスをテストしてみたところ、問題無くアコギ・サウンドを構築できました。パッチ設定で信号をPAとギターアンプにスイッチすることが可能。間違えるとアコギの音がギターアンプから鳴ってしまうので注意が必要ですが…。


「MAIN OUT」の信号をギターアンプに、XLR仕様の「SUB OUT」にアコギ系のパッチ・シグナルをアサインしてPAに送っています。DIも勿論不要です。



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GT-1000は今回ご紹介したようなシンプルな使い方でも素晴らしいトーンが得られますが、サウンド的にも機能的にも奥が深い機材なので、今後研究を重ねてみるつもり。AIRDアンプの使用感も含め、新しい発見がありましたら、引き続きレポ致します。まもなく、システムのアップデートもされるようですしね。こちらもお楽しみに!


2 件のコメント:

  1. 本家本元、中野さんのGT1000レビューはやはり説得力があります。でもやっぱりそのお値段がなかなか悩ませてくれます。1000が出たことで、いまだ所有していない100の売値が急に下がり始め、これなら買える、とそっちに行きそうでそれでいいのか?自分!と結局悩みから抜け出せません。ちょっと前までGT100買っておきゃ間違いない!と皆んな言ってたじゃん、と言い訳したり。でもせっかく新しいのが出たのにわざわざ古いの選ばなくてもねえ、と思い止まったり。もうしばらく悩んでみることにします。現状、VG99をVG以外にマルチエフェクターとして使うことも多くそれはそれで結構満足してます。

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  2. コメントありがとうございます。VG-99も名機ですよね!

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