すっかり間が空いてしまいました。相変わらず、引きこもりの生活が続いています。後もう少しで一段落するんで、次回からはもう少し短い間隔で更新するつもりでいます。長〜い目でお付き合いください。
そんなわけで日記的なことはネタが無さすぎて書くことがないので、好きなギタリストの話を書くことにします。今回のテーマは「ギターの神様」について。「ギターを毎日磨くとべっぴんさんになる」話ではありませんよ。
ある年齢以上の洋楽ロックで育った世代にとっては「ギターの神様」はエリック・クラプトンに決まっています。同年代のギタリストにはジミ・ヘンドリックスやジェフ・ベックなどの天才もいましたが…。まあ、そういうことになっているのです。近年のクラプトン(といってもアンプラグド以降という意味だから、もう20年以上経ってるけど…)しか知らない方々にとっては、不思議に思えるかもしれませんね。
クラプトンがバリバリとギターを弾きまくっていたのは1965年〜68年に掛けて(ジョン・メイオール・ブルース・ブレーカーズ〜クリーム期)のわずかな期間しかありません。当時のクラプトンは繊細なビブラートを武器に名演を数多く残しています。
この頃に収録されたSGを弾きながらのインタビューは、当時のNHKでも放送されたこともあって、多くの日本人ギタリストに多大な影響を与えたと言われています。僕自身はずっと後になってから、VHSビデオで見たのですが、それでもインパクトありました。
この頃のクラプトンは23、4歳位でしょうか。髭面の顔に加え、指が細くて長い!大人になったらこんな風になれるかと、脇毛も生えてない頃の中学生の僕は思っていたのですが、手は小さくて指も短いまま。残念です。(泣)
僕が最初に買ったクラプトンのレコードは「Live Cream Vol.2」。特に「Steppin’ Out」のギターだけのギターソロ(途中でベースやドラムがいなくなる)は強烈で、ライブ・アルバムにも関わらず、今聴いても完璧な演奏に聞こえます。
初めてリアルタイムに買ったアルバムは74年の「461オーシャン・ブールバード」。この作品をきっかけにイギリスのハード・ロックからオールマン・ブラザーズ・バンドやリトル・フィートなどのアメリカ南部的な音楽に惹かれていくようになりました。
初めて洋楽のライブに行ったのもクラプトンの武道館公演、1975年(2度目の来日公演)のことでした。演奏は勿論のこと、会場の大きさや雰囲気にも圧倒された忘れがたき思い出です。後に、自分がその会場で演奏する経験ができるなんて、夢にも思いませんでした。
現在、来日すると電車の吊り広告にまで登場するクラプトンですが、「ロックは不良が聴く音楽」というイメージがまだまだ残っていた当時を思うと、不思議な気持ちになるのです。
この頃のクラプトンはスゴイですね。大御所二人を向こうに回して弾きまくる!
返信削除ホント、スゴイです!
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