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そのサウンドについて
前半部はその場でチョイチョイとサウンドを作り、その音色にインスパイアーされたフレーズをラフに録音しています。自分でプレイしていて書くのも何ですが、録音されたサウンドを家で確認したときは、そのサウンドのあまり良さにビックリ!
ご覧頂ける通り、今回は6本ものギターを持って行って、それぞれのアンプタイプに合わせて楽器をセレクト。思った通りのサウンドがすぐ得られたので、作業はとても楽しかった!シンプルなアンプですが、多彩なアンプ・モードによって、幅広いスタイルに対応可能ということですね。
収録はオンマイクのShure SM-57が基本。音色によってはエアー用にステレオで立てたAKG C-3000Bをほんのわずかだけ足しました。EQ処理はほとんど行っていません。
サウンド作りのコツ
CUBE−80GXはデジタル・アンプなのですが、モデリングされたモードでは、実際のモデルと同様のコントロールが可能。トーン・コントロールはヴィンテージ系(フェンダー、ヴォックス、マーシャルのモデリング)ではGAIN(歪み回路)の前に設定され、ハイゲイン系のアンプ・タイプではポストEQとして動作します。前者のモードはツマミを上げていくと歪みの量が変化しますし、ある程度歪んだ状態で、[BASS]を上げて低音弦を弾いたときの潰れ感を演出することまでも可能です。後者は歪みの量を変えずに各帯域をコントロールできます。以上のことを意識することで、だんだん操作に慣れていきますので、是非、覚えておいてください。
ビデオの最後の方に収録されている楽曲のギターパートも全てCUBE-80GXだけを使用して、撮影しながらその場で録音しています。あまりに簡単に音作りができるので、短時間で作業が完了してしまいました。
搭載エフェクター
エフェクト類はCUBEシリーズではお馴染みのもの。ツマミ1つだけでの操作は細かい設定には向きませんが、素早く目的のサウンドに簡単にアクセスできるところがミソ。特にモジュレーション系は、コーラス、フェイザー、トレモロなどのように、曲によって使いたいエフェクトをすぐに掛けられるところが個人的には大変気に入ってます。ディレイとリバーブは同時に使用可能です。
それぞれのチャンネル切り替えやエフェクターの切り替えは、これまでのFSシリーズに加え、GA-FCを使用可能です。エクスプレッション・ペダルも含め、足元をスッキリとまとめられます。
CUBE-80GX、オススメの使用法
CUBEシリーズはライブハウス・クラスの会場でのセッションでも大活躍します。大音量が得られるアンプとしては非常に軽量なので、気軽に現場に持ち込めます。クリーン・チャンネル(JC CLEAN)、リード・チャンネルに加え、任意の設定を丸ごとメモリーできる「SOLO」チャンネルも搭載しているので、セットリストにいろいろなスタイルの楽曲が並んでいてもバッチリ対応できますね。
前段にブースターを1個加えて更なるバリエーションを楽しむのもあり。[TWEED]や[CLASSIC]などとミッド・ブースター系のFB-2を組み合わせたサウンドもなかなかグッドでした。
CUBE JAMというiPhoneアプリを使うと、録音や耳コピなどが便利に行えます。付属のケーブルをiCUBE LINK端子と接続するだけ。ライブだけでなく、家でも楽しめるという寸法です。
非常に完成度の高いアンプに仕上がっているので、是非、楽器店で試奏してみてくださいね!
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来週は個人的にちょっと楽しみにしていることがあるんです。このブログも何度かに分けて更新する予定。ご期待下さい!
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