2011年6月2日木曜日

「F」の壁の越え方

こんなにも長い間ギターを弾いてきたのに、未だにできないことが山ほどあります。なので、あまり偉そうなことは書けないのですが、今回はギターの弾き方について、少し書いてみたいと思います。

ギターを弾き始めた人がコードの「F 」が押さえられずに挫折した、なんていう話を良く聴きます。実際に僕もへんな押さえ方をするクセがついていたので、直すのに相当苦労しました。

「F」の押さえ方は次の通り。


人差し指でペタッと1フレットを押さえ、余った3本の指で2&3フレットを押さえます。全ての音が出なかったり、親指と人差し指の間の筋肉が痛くなったりしますか?そんな場合は、次の方法を試してみてください。

・人差し指は正面ではなく、指の側面を使うと少し楽になるはずです。「ペタッと押さえます」と言われるとつい力が入ってしまいますが、軽く押さえても音が鳴る角度を探してみてください。

・人差し指は必ずしも伸ばした状態でなく、軽くアーチ状のフォームになっていてもOK。人差し指は6弦(1番低い弦)を重視してください。1&2弦は指の付け根あたりを軽く押しつけるようなイメージです。 人差し指は、6本の弦を全て押さえるのではなく、6弦と2弦&1弦の3本の弦だけで良いんですよ。

・最初は1&2弦は鳴らなくても大丈夫です。気にしない、気にしない!


ギターってアバウトな楽器ですし、弾く人によって弾き方も全然違います。なので、正しい弾き方はあってないようなもの。このやり方だってヒントにすぎませんし、楽しむことが1番です。「多くの人にもっとギターを楽しんで欲しいなぁ」なんて思ってこんなこと書いてみました。

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僕はビデオなどが無い時代に我流でギターを弾いてきてしまったので、他人の演奏を見て初めて気づくことも多いのです。

例えば、奥田民生氏のシングル「最強のこれから」に付属していたDVD(レコーディング・ドキュメント)を見たときになるほど!と思ったことがありました。

曲中で下記のような、【Am7< >Bm7】を繰り返す箇所があるのですが…、


僕はAm7をローコードで弾く場合、中指と人差し指を使って押さえるノーマルなフォームになってしまうクセがあるようです。一方、奥田氏はこの【Am7】を薬指&中指で押さえているんです。これは、次の【Bm7】に移るには非常に合理的な方法なのです。


今でも、毎日新しい発見があって面白いです。

8 件のコメント:

  1. はじめまして。
    自分は面倒くさがりなので、とにかく指の移動の少ないフォームを常に探す努力をしています。ってなんか矛盾していますね(笑)

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  2. それはとてもよい習慣だと思います。僕はきっと、頭が硬いんでしょうね。

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  3. はい。「F」おさえられません。今でも2回に1回は全然鳴らないくらいです。でもそれで挫折するほどのことでもないよね、と、のほほんとやっています。中学生のときに(って30年以上前ですが)、少しだけやったクラシックギターより少しはましかも、と自分をなだめつつ。

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  4. 全然問題無いでしょう。継続して楽しめるといいですね!!

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  5. す、すごい!Am7Bm7やってみます!

    僕は最初に読んだ教則本のせいで(せいで?)、Gをいまだに人差し指、中指、薬指で押さえるクセが抜けましぇーん(o^_^o)

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  6. た、試してみてください!

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  7. トータス松本氏のF#mの教え方を教えてほしいです

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    1. ネットで検索かけてみたのですが…。もう少し情報頂けますか?

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